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朝霞市公共施設等マネジメント実施計画
目次
朝霞市公共施設等マネジメント実施計画(第1期)
朝霞市公共施設等マネジメント実施計画 (概要版)[PDFファイル/9.56MB]
朝霞市公共施設等マネジメント実施計画 [PDFファイル/5.01MB]
計画の対象範囲
朝霞市にも、市役所や公民館、小中学校などをはじめ、道路や橋、水道施設など様々な種類の施設があります。
朝霞市公共施設等マネジメント実施計画では、まだ個別施設計画が策定されていなかった一般施設のうち、小規模な施設や朝霞地区一部事務組合が管理している施設の44施設を除いた89施設を対象としています。
3つの管理基本方針
限られたお金のなかで、市民に安全安心に利用され、使い勝手のいい施設にするために朝霞市では3つの基本方針を定めました。
1長寿命化対策
長寿命化対策することよって、建物の構造に合わせて、より長く使うことが可能となります。しかしながら、同じ建物を長く使うことで、時代のニーズに合わなくなって不便な施設になってしまうことも考えられます。そのため、古くなった部分を元の状態に戻す改修(機能回復)や、省エネ化やバリアフリー化など、建物の性能を向上させるための改修(機能向上)を適切なサイクルで実施していきます。
多くの公共施設を一斉に改修することは難しいため、長寿命化対策の優先順位が高い施設から順番に長寿命化していくことが重要になります。
どのように優先順位を決めるのかな?
優先順位を考えるにあたって、長寿命化が可能な施設については、「施設健全度」「施設重要度」の2つの視点から、各指標を基に総合的に評価して決めます。
(1)施設健全度
・施設の劣化状況を健全度として、総合得点化
・健全度の低い施設から優先的に改修
(2)施設重要度
・施設サービスの特性、災害時の位置づけ、利用状況、市民意向との多面的な要素から得点化
・重要度の高い施設から優先的に改修
第1期マネジメント実施計画の改修等の計画
公共施設等マネジメント実施計画では、第1期計画期間(2021年度から2025年度)の改修等について、優先順位が高い施設を進めていきます。
※計画は2021年度~2065年度までとしており、全5期の計画としています。
第1期はほかの計画との調整を図るため5年間計画とし、第2期以降は各10年間としています。
2維持管理費縮減
公共施設は作ったら終わりではありません。建ててからの維持管理費(光熱水費、清掃、点検委託料、消耗品・修繕料等)もたくさんかかります。だから、すこしでも維持管理費が少なくなるようにいろんな手法などを検討していきます。
3延床面積縮減方策
施設が多ければ多いほどランニングコストはかかります。そこで考えられるのが延床面積の縮減です。
同じような使い方の公共施設が重複して立地してるような場合、機能重複の解消を図り、市民サービスも損なわないような形で施設規模の縮減を目指します。
これまでに主に実施した内容
図書館本館大規模改修工事
図書館本館改修工事を実施したことで、誰でも安心・安全で快適な環境で図書館の利用ができるようになりました。
主な工事内容
屋上防水改修
機能回復のため既存の屋根の上に断熱パネルをのせ、その上に防水工事を実施しました。
内装改修
来館用スペース等の天井や壁、床の改修を実施しました。
照明器具等改修
館内の照明のLED化により、省エネルギー化、経費削減等を図っています。
《開架貸出室》
《ティーンズコーナー》
《児童コーナー》
《対面朗読室・読書活動支援室》
トイレ改修
利用者用トイレにおいてバリアフリー化を目的として全面改修を実施しました。
・和式便座から洋式便座への改装
・ベビーチェアの設置
・オストメイトの設置
《バリアフリートイレ》
外壁改修
外壁タイルに剥落防止措置を施すことで長寿命化を図りました。
消防団第六分団詰所新築工事
外観
防災倉庫
詰所
令和4年度末時点 計画進捗率
進捗率約5.6%(計画対象施設89施設中5施設 着手・改修済)