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やめられない喫煙は病院で治療できます~ニコチン依存症の治療のすすめ~

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事ID:0061030 更新日:2021年6月1日更新

禁煙治療

 「やめたい」 「やめた方がいい」 「(周囲から)やめてほしいと言われている」 それでも、たばこをやめることは、なかなか難しい。そんなことはありませんか?それは、ニコチン依存症という病気の可能性があります。

 近年、ニコチン依存症は、病院で健康保険を使って治療できるようになってきました。標準的な禁煙治療は、6か月間で5回の診察、費用は2万円前後です。若い世代の治療ができるよう、適応の条件も徐々に拡大しています。※治療ができる条件については、医療機関にお問い合わせください。

 

外部リンク 

■たばこの影響とたばこの対策(埼玉県ホームページ)

■禁煙外来のある医療機関 (日本禁煙学会ホームページ)

 

たばこの煙に気をつけよう

たばこの煙には、ニコチン・タール・一酸化炭素など、体に害を与える物質がたくさん含まれています。また、吸う人だけではなく、周りにいる人も知らないうちにたばこの煙を吸っています。これを「受動喫煙」といい、喫煙者が吸う煙「主流煙」よりも、タバコの火から立ち上る煙「副流煙」のほうに多くの有害物質が含まれています。

 

たばこが生活習慣病のリスクを高くする?

たばこの煙が、がんの発生を促進することは有名ですが、それだけではなく、生活習慣病とも関係があるといわれています。たばこの煙により、動脈硬化が進み、糖尿病や高血圧、高脂血症を悪化させ、脳卒中や心筋梗塞の危険性をより高めます。

 

COPDを知っていますか?

COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、長期にわたる喫煙で起こることが多く、進行すると日常生活に大きく影響する病気です。細い気管支が炎症を起こし、肺への空気の流れが悪くなり、少し体を動かすだけで息が切れるようになっていきます。