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ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン接種のお知らせ

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事ID:0161544 更新日:2025年3月4日更新

ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンのキャッチアップ接種期限が延長されます【条件つき】

 ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの予防接種について、これまで接種機会を逃した方に、キャッチアップ接種として令和7年3月31日まで定期接種として取り扱うこととしていましたが、昨年夏以降のワクチンの大幅な需要増により、接種を希望しても受けられなかった方がいらっしゃる状況等を踏まえ、厚生労働省の審議会でキャッチアップ接種期間の延長が了承されました。

 

接種期間が令和8年3月31日までの対象者

・平成9年4月2日~平成21年4月1日生まれの女性のうち、令和4年4月1日から令和7年3月31日までのキャッチアップ接種期間中にHPVワクチンを1回以上接種した方

※キャッチアップ接種期間中に接種がない場合は期間延長の対象外です。

※すでに3回接種している方は対象外です。

接種費用

無料 (令和7年4月1日以降に1回目の接種を開始した場合は全額自己負担となります。全額自己負担の場合、合計3回の接種で約10万円かかります)

接種方法

予防接種の実施医療機関に予約のうえ、予診票、母子手帳、本人確認書類(マイナンバーカード等住所、名前が確認できるもの)を持参して接種を受けてください。

予防接種実施医療機関(接種には予約が必要です)

市内実施医療機関はこちら

県内実施医療機関はこちら

 

※予診票がお手元に無い方には、個別に予診票を送ることが可能です。朝霞市保健センターまでお問合せください。

ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症と予防接種について

ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症とは

ヒトパピローマウイルス(HPV)は特殊なウイルスではなく、多くの人が感染し、その一部が子宮頸がん等を発症します。100種類以上の遺伝子型があるHPVの中で、子宮頸がんの約50%~70%はHPV16、18型の感染が原因です。

HPVに感染すること自体は特別なことではなく、性交経験がある女性であれば誰でも感染する可能性がありますが、子宮頸がん発症にまで至るのは稀です。HPVに感染すると、ウイルスが自然に排除されることもありますが、そのままとどまることもあります。長い間排除されずに感染したままでいると前がん病変を経て子宮頸がんが発症すると考えられています。

子宮頸がんは近年20~30代で増加しているのが特徴で、ごく初期のがんを除いては子宮摘出となる可能性があり、その場合は妊娠や出産に影響します。

子宮頸がんの一部(HPV16型と18型によるもの)は、ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種により予防できますが、すべての型の感染を防ぐことはできません。そのため、感染していたとしても早期に発見できるよう、20歳になったら子宮頸がん検診を受けることが大切です。

ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの定期予防接種

接種対象者 

 小学6年生から高校1年生相当年齢の女子

接種期間

 小学6年生の4月1日から高校1年生の3月31日まで

ワクチンの種類・接種スケジュール

 
種類 (2価)サーバリックス® (4価)ガーダシル®
効果・効能 ヒトパピローマウイルス(HPV)のうち、16型、18型の感染及び前がん病変の予防

ヒトパピローマウイルス(HPV)のうち、16型、18型ウイルスと、尖圭コンジローマ等の原因となる6型、11型ウイルスの感染及び前がん病変の予防

接種回数 3回 3回
接種間隔

【標準的な接種間隔】
1か月あけて2回目、1回目から6か月以上あけて3回目を接種する。

【上記の方法をとることができない場合】
1か月以上あけて2回目、1回目から5か月以上、かつ2回目から2か月半以上あけて3回目を接種する。

【標準的な接種間隔】
2か月あけて2回目、1回目から6か月以上あけて3回目を接種する。

上記の方法がとることができない場合
1か月以上あけて2回目、2回目から3か月以上あけて3回目を接種する。

種類 (9価)シルガード®9
効果・効能 ヒトパピローマウイルス(HPV)のうち、16型、18型、31型、33型、45型、52型、58型ウイルスと、尖圭コンジローマ等の原因となる6型、11型ウイルスの感染及び前がん病変の予防
接種回数 2回(15歳未満で接種開始)/3回(15歳以降に接種開始)
接種間隔

【2回接種:標準的な接種間隔】
6か月あけて2回目を接種。

【上記の方法をとることができない場合】
1回目から5か月以上あけて2回目を接種。※1回目から5か月未満で2回目を接種した場合、3回目の接種が必要になります。

【3回接種:標準的な接種間隔】2か月あけて2回目、1回目から6か月以上あけて3回目を接種する。

【上記の方法をとることができない場合】1か月以上あけて2回目、2回目から3か月以上あけて3回目を接種する。

※ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンは、初回の接種で使用したものと同一のワクチンで、3回の接種を完了してください(途中からもう一方のワクチンの接種を行うことは、効果や安全性が確認されていません。)。ただし、これまでに2価または4価のワクチンを1~2回接種し、途中から9価ワクチンに変更し残りの接種を完了することも可能です。医師にご相談ください。
※初回接種から3回目の接種までは、6か月程度を要しますので、計画的に接種してください。

他のワクチンとの接種間隔

HPVワクチンは不活化ワクチンのため、他のワクチンとの接種間隔に制限はありません。医師とご相談ください。

しかし、新型コロナワクチンとの同時接種は特に医師が必要と認めた場合のみ可能となります。

持ち物

□ ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン予診票

□ 母子健康手帳

□ 本人確認書類(マイナンバーカード等 住所、名前確認ができるもの)

費用

無料

実施医療機関(接種には予約が必要です)

市内実施医療機関はこちら

県内実施医療機関はこちら

接種される前にお読みください

厚生労働省作成リーフレット

※令和6年2月改訂されたものです。

小学校6年生~高校1年生相当の女の子と保護者の方へ(概要版) 

小学校6年生~高校1年生相当の女の子と保護者の方へ(詳細版) 

ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン接種を逃した方へ~キャッチアップ接種のご案内~

9価HPVワクチンについて

接種を受けた方へ

HPVワクチンの接種を受けた後は、体調に変化がないか十分に注意してください。

HPVワクチンを受けたお子様と保護者の方へ 

ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン任意接種費用の払い戻しについて

積極的勧奨の差し控えにより、定期接種の機会を逃した方が、定期接種の年齢を過ぎて任意接種として自費で接種を受けた方に、接種費用の助成(償還払い)を実施します。詳しくは下記の「ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンを自費で接種した方の費用助成(償還払い)について」のページをご覧ください。

「ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンを自費で接種した方への費用助成(償還払い)について」

ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンに関する情報

厚生労働省ホームページ「ヒトパピローマウイルス感染症(HPVワクチン)

※Q&Aや、リーフレットなど、ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンに関する特集ページです。

埼玉県ホームページ「HPV(子宮頸がん予防)ワクチンの積極的な勧奨の差し控えについて

※積極的勧奨差し控えに関する現在の状況をまとめた特集ページです。

埼玉県ホームページ 「HPV(子宮頸がん予防)ワクチンの有効性とリスクについて

※HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンに関する知識をまとめています。

相談先一覧

予防接種や感染症全般について

「感染症・予防接種相談窓口」では、HPVワクチンを含む予防接種、インフルエンザ、性感染症、その他感染症全般について、相談にお応えします。

 【電話番号】 03-5656-8246

 【受付時間】 午前9時から午後5時まで(土日祝日、年末年始を除く)

 ※この相談窓口は、厚生労働省が業務委託している外部の民間業者によって運営されています。            

 ※行政に関するご意見・ご質問は受け付けておりません。

HPVワクチン接種に関する無料オンライン相談(埼玉県在住者対象)

 埼玉県産婦人科医会では、HPVワクチンや、ワクチン接種前後の不安や疑問についての相談窓口をオンラインで開設しています。
 オンライン相談は、診療アプリ(CLINICS TM)を用いて行います。アプリから24時間予約可能で、スマートフォンやパソコンの画面を通じて、HPVワクチンや子宮頸がんに精通した専門の産婦人科医師が無料で相談をお受けしています。  
※接種後の体調の変化など症状のある方は接種をうけた医師、またはかかりつけの医師にご相談下さい。

対象

  埼玉県在住の方が対象となります。

費用

  無料相談です。 1回あたり30分までです。

相談内容

(1) HPVワクチン接種前の不安、疑問などの相談
(2) HPVワクチン接種後の不安、疑問、定期検診などに関する相談の2つにわけて受け付けます。(症状のある方は受け付けておりません)

利用方法

  下記のアドレスまたはQRコードから埼玉県産婦人科医会の特設ページにおすすみください。

  HPVワクチンオンライン相談:https://saitama-aog.jp/hpv

      HPVワクチン接種オンライン相談

HPVワクチン接種後に異常があるとき

まずは接種を受けた医師、またはかかりつけ医に相談をしてください。

各都道府県に「ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関」があります。

ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関について

受診については、接種を受けた医師、またはかかりつけ医に相談してください。

HPVワクチン接種後に症状が生じた場合

各都道府県に相談窓口が設置されています。

埼玉県:保健医療部感染症対策課 【電話番号】048-830-7330

予防接種による健康被害の補償(救済)に関する相談

まずは市の保健センター予防接種担当に相談してください。

朝霞市健康づくり課(朝霞市保健センター) 【電話番号】048-465-8611

予防接種の健康被害救済制度については、「予防接種健康被害救済制度」をご覧ください。

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