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令和6年9月6日(金曜日)午前9時から正午ごろまでの予定で、旧高橋家住宅の消防設備の点検を行います。
点検中に、放水銃の放水試験を行いますので、来園者の方が濡れてしまわないように、園内の出入りを制限させていただく時間帯がございます。
ご不便をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
旧高橋家住宅は、江戸時代中期、18世紀前半の建築と推定される、木造平屋建・茅葺の農家建築で、平成13年11月14日付けで国指定重要文化財に指定されています。
主屋には、建築当初から使われている部材(当初材)が多数残っており、当初材への加工の痕跡などの調査結果に基づき、建築当初の姿に復原しています。土壁の部分が多い閉鎖的な構造、シシマドと呼ばれる格子窓や室内の押板(おしいた)など、中世以来の古風な造作が残されていることが大きな特徴となっています。
主屋を中心に、納屋・倉・木小屋・井戸小屋・祠といった附属屋が位置し、周囲に畑と雑木林が広がり、往時の武蔵野の農家の風景がしのばれる環境となっています。畑や雑木林など周囲の環境も、建造物とともに武蔵野の農家景観を今に伝えているところから、敷地もあわせて国指定重要文化財に指定されています。
旧高橋家住宅では、朝霞に古くから伝わる年中行事や、いも掘り体験などの催し物を実施しています。これらを通して江戸時代当時の生活や、武蔵野の農家の情景に思いをめぐらせ、郷土「朝霞」への愛着を深めていただければ幸いです。
建築年代は18世紀前半、桁行13m90cm(7間半)、梁間8m40cm(4間)で正面には半間の吹放しの庇があり、東面北寄りに桁行2m50cm(1間半)、梁間4m60cm(2間半)の突出部を附属する。寄棟造、茅葺。
工事の進捗などの詳細を下記のリンク先にまとめました。
午前9時~午後4時30分
〒351-0005 朝霞市根岸台2-15-10 (郵便物は文化財保護係にお願いします)
東武東上線 朝霞駅東口より約25分
国際興業バス 内間木行「根岸」下車徒歩7分
市内循環バス(根岸台線)わくわくどーむ行「岡3丁目」下車徒歩3分
4台 駐輪場あり ※満車の場合は、隣の根岸台市民センターの駐車場をご利用いただけます。
048-462-7067 (お問い合わせは文化財保護係048-463-2927までお願いします。)
根岸台市民センター内にも展示コーナーがありますのでご覧ください。 [PDFファイル/135KB]
国の重要文化財に指定されている江戸時代の古民家「旧高橋家住宅」では、運営・管理などにご協力いただけるボランティアを募集しています。
昔の武蔵野の風景を残した趣のある環境で、ボランティア活動をしてみませんか。
ボランティアは随時募集しています。登録制となっていますので、興味のある方、ご希望の方は文化財課までお気軽にお問い合わせください。
じゃがいも掘りなど、活用事業で使用する畑の整備や作物の育成を行います。
ふれあい広場の草刈りや植木のせん定、園内の花壇の整備などを行います。
※植木のせん定等の経験のある方大歓迎です!
希望者に向けて、旧高橋家住宅の歴史や建物などのガイドを行います。
朝霞市教育委員会文化財課文化財保護係
〒351-0007 朝霞市岡2-7-22(朝霞市博物館内)
Tel 048-463-2927
Fax 048-468-0079