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第29回企画展 東洋一を目指して―朝霞が育てた日本人のゴルフ―
図録概要
大正2年に日本初の「日本人の、日本人による、日本人のための」ゴルフクラブとして設立された東京ゴルフ倶楽部。朝霞町は昭和7年から昭和16年までの間、その本拠地となっていました。
当時のゴルフは、時代の最先端を行くスポーツとして上流階級に親しまれ、東京ゴルフ倶楽部朝霞ゴルフ場の、東洋一と謳われたアールデコの建築様式によるクラブハウスにも各界を代表する著名人が集い、ひとつの華やかな文化を作り出していました。
本展では、スポーツ・建築・ファッションに視点を置き、朝霞ゴルフ場の設立から終焉までを追う中で、昭和初期の「文化」としてのゴルフを浮かび上がらせます。
目次
第1章 日本のゴルフ、始まる
第2章 誕生!東京ゴルフ倶楽部
第3章 朝霞町とゴルフ場
(1)東洋一のゴルフ場
(2)村から町へ
(3)ゴルフの宮様 ―朝香宮鳩彦王と允子妃―
(4)流行最先端!
第4章 白亜のクラブハウスとアントニン・レーモンド
第5章 東京ゴルフ倶楽部、次の百年へ
(1)さらば、朝霞!
(2)戦時下のゴルフ
(3)東京ゴルフ倶楽部 今・これから
刊行年月日
平成26年10月11日