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第1回企画展 あさかの弥生文化 ―鉄斧とその時代―
図録概要
台の城山遺跡(※現:新屋敷遺跡第2地点)や向山遺跡を中心に、朝霞とそれを取り巻く地域の弥生文化を検証しました。向山遺跡出土の二条凸帯鋳造鉄斧をはじめとする、朝霞地域の資料のほか、弥生文化の先進地といわれる西日本の出土遺物も展示し、縄文から弥生、そして古墳時代の幕開けまでを追いました。
目次
1 プロローグ ~大陸からもたらされた文化~
稲作以前
コラム 縄文土器と弥生土器
2 稲作のはじまり
弥生時代の生活
集落
コラム なぜ弥生時代と呼ばれるの?
水田
米作りの道具
畑で使う道具
コラム 稲作はいつごろから日本にあったの?
まつり
造る
加工する
石器
金属器
3 鉄斧とその時代
朝霞市の弥生時代
周辺の遺跡
和光市の弥生時代
志木市の弥生時代
新座市の弥生時代
浦和市の遺跡
板橋区の遺跡
北区の遺跡
荒川右岸の遺跡
交流
流入した他地域の土器
コラム 鉄斧はどこからやってきたのか?
4 エピローグそして国ができた
巨大化する墳墓
弥生時代のいろいろな墓
墓に納められた品々
権力の象徴前方後円墳
刊行年月日
平成9年10月14日