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インフルエンザ流行注意報が発令されました(令和5年11月1日現在)

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事ID:0145348 更新日:2023年11月1日更新

埼玉県にインフルエンザ流行注意報が発令されました(令和5年11月1日現在)

インフルエンザに注意しましょう!

 埼玉県感染症発生動向調査による2023年第43週(10月23日から10月29日まで)の1医療機関(定点)当たりの報告数は前週の28.41人から33.08人へと増加し、国の定める警報の基準値である30人を超えました。警報が発令されるのは、平成31年1月以来5シーズンぶりです。

 保健所管内別での1定点当たり報告数は、幸手保健所(56.93人)、南部保健所(50.00人)、鴻巣保健所(45.32人)の順となっていおり、朝霞保健所も1定点当たり41.52人と警報基準を超えています。今後、さらなる流行拡大の可能性がありますので注意が必要です。

 インフルエンザの感染を予防するためには、「咳エチケット、手洗いの励行、適度な湿度の保持、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取」がポイントです。

 

現在の患者報告数(定点当たり) ※注意報基準:10.00、警報基準:30.00
 

10月2日~

10月8日

10月9日~

10月15日

10月16日~

10月22日

10月23日~

10月29日

埼玉県 16.14

19.69

28.41

33.08

(前週比+4.67)

朝霞保健所

管内

18.18

18.26

33.22

41.52

(前週比+8.30)

インフルエンザとは?

インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。症状は、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などの全身症状が突然現れます。
併せて、普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳などの症状もみられます。
乳幼児ではまれに急性脳症を、高齢者や免疫力の低下している方では肺炎を伴うなど、重症化することがあります。
なお、インフルエンザ予防や重症化を防ぐためには予防接種が有効です。

感染予防のポイント

「咳エチケット」をしましょう!

インフルエンザの主な感染経路は、咳やくしゃみの際に口から発生する小さな水滴による「飛沫感染」です。咳やくしゃみをする時は、周囲へ移さないために、次のことを心がけましょう。

  1. マスクを着用しましょう。
  2. くしゃみや咳が周囲の人にかからないように、ティッシュやハンカチなどで口と鼻を覆いましょう。
  3. 手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時は、すぐに手を洗いましょう。

手洗い・うがいをしましょう!

流水・石けんによる手洗いは、手指など体についたインフルエンザウイルスを取り除くことができます。アルコールによる消毒も有効です。外出後やトイレの後などは、手洗いうがいをしましょう。

適度な湿度を保持しましょう!

空気が乾燥すると、粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。乾燥しやすい室内では、加湿器等を利用しましょう。塗れたタオルを干すのも効果的です。

十分な休養とバランスの取れた栄養を摂りましょう!

体の抵抗力を高めるために、日頃から十分な休養とバランスのとれた食事は大切です。

人混みや繁華街への外出を避けましょう!

インフルエンザの流行している時期は、高齢者や基礎疾患のある方、妊婦、疲労気味・睡眠不足の方
は、人混みや繁華街への外出を控えましょう。

インフルエンザに感染したら・・・?

早めに医療機関に受診し、安静にして休養をとりましょう。特に、睡眠を十分とることが大切です。
咳やくしゃみの症状がある時は、他の人にうつさないようにマスクをつけましょう。

参考

埼玉県感染症情報センターホームページ「インフルエンザ流行情報」
埼玉県感染症対策課ホームページ「インフルエンザ」
厚生労働省ホームページ「インフルエンザ(総合ページ)」
政府広報オンライン「インフルエンザの感染を防ぐポイント「手洗い」「マスク着用」「咳(せき)エッチケット」」