本文
台風等の災害による農業用ハウスの早期復旧対応
台風等の災害による農業用ハウスの被害への対応について
台風等の災害により農業用ハウスの倒壊など甚大な被害が発生した場合、大量の注文が一時期に集中し、農業用ハウス資材(鉄骨パイプ、原反フィルム等)の確保や加工処理(パイプの曲げ加工、フィルムカット等)、ハウスを組み立てる施工作業に期間を要することがあるため、以下の点に注意して早期復旧に向けた対応を行うようにしてください。
1 生産者
・被災状況を踏まえて農業用ハウス資材の規格等ごとに必要量を整理し、生産者団体や資材取扱店等(以下「販売店等」という。)を通じてできるだけ早めに発注してください。なお、資材流通の混乱を避けるため、複数の販売店等への重複注文はできるだけ控えてください。
・注文から施工まで期間を要する場合は、生産者自らが施工を行うこと(自力施工)も有効です。具体的には朝霞市産業振興課や生産者団体にご相談ください。
2 生産者団体
・地域の営農計画への影響が最小限となるよう、必要に応じて施工順等の調整を行って資材取扱店等に発注してください。また、生産者に対しては、施工時期の見込み等について情報提供を行ってください。なお、資材流通の混乱を避けるため、複数の資材取扱店等への重複注文はできるだけ控えてください。
・地域の資材取扱店等に注文が集中し、資材の確保や施工に長期間を要することが見込まれる場合は、近隣県の資材取扱店等への発注についても検討してください。
・生産者が自力施工を希望している場合は、全国農業協同組合連合会が作成した「パイプハウス建て方マニュアル」や解説動画等を活用するとともに、生産者部会等で共同施工の体制を整備していただくことも有効です。