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学校給食で韓国料理を提供しました(令和6年11月)
韓国料理
令和6年11月11日(月曜日)、市内の小・中学校の給食に韓国料理を提供しました。
今回提供したのは、「サムゲタン風スープ」(右下)と「ヤンニョムチキン」(右上)、「チャプチェ」(左上)です。
サムゲタン風スープ
韓国の夏を代表する料理といえば、参鶏湯(サムゲタン)。
日本で「土用の丑の日にうなぎを食べる習慣」と似ていて、「暑いときに熱いものを食べて体力をつける」という考え方から、夏バテ防止の定番メニューとして親しまれています。
丸鶏のお腹に高麗人参・ナツメ・ニンニク・栗・餅米などを詰め、じっくり煮込むことで、滋養たっぷりのスープが出来上がります。薬膳の香りが広がる優しい味わいで、塩や胡椒でシンプルに味を調えて食べるのが一般的です。
毎年、韓国では「伏日(ポンナル)」と呼ばれる真夏の時期に、家族や友人と一緒にサムゲタンを楽しむ光景がよく見られます。暑い夏を乗り切るための食文化として、今も大切に受け継がれています。
韓国の文化の紹介
1. 韓国の伝統衣装「韓服(ハンボク)」
韓服は韓国の伝統衣装で、鮮やかな色とシンプルな線が特徴です。女性はチマチョゴリ(スカートと上着)、男性はパジチョゴリ(ズボンと上着)を着ます。現在でも旧正月や結婚式など特別な日に着用され、韓国の美しい文化遺産の一つとされています。
2. 便利で発達した「韓国の交通」
韓国は地下鉄・バス・KTX(高速鉄道)・タクシーなど公共交通がとても発達しています。ソウルの地下鉄は路線が広く、乗り換えも便利で、T-moneyカード1枚で地下鉄・バス・タクシーが利用できます。さらに、KTXを使えばソウルから釜山(プサン)まで約2時間半で移動でき、旅行者にも使いやすい交通網です。
3. 夜までにぎやかな「韓国の夜市(ヤシジャン)」
夜市(ヤシジャン)は韓国の夜の楽しみのひとつです。ソウルの東大門デザインプラザ(DDP)や釜山の富平(プピョン)カントン市場などで開催され、屋台グルメや雑貨、ライブパフォーマンスを楽しめます。トッポッキ、ホットク、キンパなどのグルメを味わいながら、活気あふれる韓国の夜を体験できます。
記事作成にあたり、多文化推進サポーターの千惠眞様にご協力いただきました。