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学校給食でタイ料理を提供しました(令和6年3月)
タイ料理
令和6年3月5日(火曜日)、市内の小・中学校の給食にタイ料理を提供しました。
今回提供したのは、「トムヤムクン」(右下)と「タイ風春雨炒め」(左上)です。
1.トムヤムクンと春雨について
給食で世界各国の料理が予定され、今月はタイ料理でした。「トムヤムクン風スープ」と「タイ風春雨炒め」でしたが味は如何でしたか?
1.トムヤムクンは海老や海産物のスープで酸味のきいたスープです。 タイのしょうゆ(ナンプラー)とライムやレモンの酸味の甘酸っぱいスープでタイ料理の味の代表です。
2.春雨は千年以上前に中国で始まった「緑豆=リョクズ」の澱粉の麺ですが、日本にも伝わり、日本料理にも使われますが、透明な麺ですので欧米ではGlass Noodle(グラスヌードル)と称します。 (緑豆は豆もやしの原料でもあります。)
2.タイの文化について
タイ(Thailand)はアジアでは日本と共に欧米の植民地になったことがなく、独立を保った国ですので、宗教は仏教を保持して(日本の大乗仏教と違い、上部座仏教=小乗仏教)で、キリスト教やイスラム教の影響を受けず、言語のタイ語と独自文化を保持しています。
東南アジアのモンスーン気候での豊かな水資源に恵まれ、世界有数の米の生産国です。
男の人は一生のうち一度は出家して、お坊さんとして一年ほど仏教の修行をして過ごします。
各家庭は喜捨として毎朝「托鉢(たくはつ)」に回る僧侶たちに食事を供します。
タイのしょうゆは日本のしょうゆより少し甘く、日本と同じように沢山使われます。
記事作成にあたり、多文化推進サポーターの尾池 敏之様にご協力いただきました。