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学校給食でドイツ料理を提供しました(令和6年5月)

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事ID:0158522 更新日:2024年9月10日更新

 

ドイツ料理

令和6年5月14日(火曜日)、市内の小・中学校の給食にドイツ料理を提供しました。

今回提供したのは、「ポテトスープ」(右下)と「カリーブルスト」(右上)です。

ドイツ

1.ポテトスープ

​ドイツの伝統料理「ポテトスープ」は、家庭の味として親しまれています。じゃがいも、玉ねぎ、人参、セロリなどの野菜をじっくり煮込んだこのスープは、シンプルながらも栄養豊富で、身体を温めてくれる一品です。ベーコンやソーセージを加えられることも多く、家庭ごとに異なるレシピがあります。ドイツの食卓ではパンと一緒に食べるのが一般的で、冬の定番料理として愛されています。ポテトスープは、ドイツの温かみある家庭料理の象徴といえるでしょう。

2.カリーブルスト

​「カリーブルスト」は、ドイツの庶民的な味として広く愛されているストリートフードです。ジューシーなソーセージにカレー粉を振りかけ、特製ケチャップソースをかけて提供されます。ベルリンが発祥の地とされていて、ドイツ全土で親しまれています。屋台や専門店で気軽に楽しめるカリーブルストは、フライドポテトと一緒に食べるのが定番で、このシンプルで味わい深い料理は、国外からドイツを訪れる人々にも人気の一品です。

 

ドイツの文化について

1.自転車道路の整備

ドイツでは自転車レーンや専用道路が整備され、自転車専用の信号もあります。自転車は環境保護と健康促進を目的として、通勤や買い物の際に多くの人に利用されています。料金を支払えば、列車への自転車持ち込みも可能で、遠方への自転車旅行も楽しめます。自転車は単なる移動手段ではなく、ドイツの持続可能な未来を支え、快適な生活環境を作るための大切な要素となっています。​

 

2.静寂を守る文化

ドイツには「ルーエツァイト」と呼ばれる静寂の時間帯があり、平日は昼間13~15時、夜間22時~翌朝7時まで、休日は終日、騒音を控えることが求められます。音楽やパーティー、シャワーや掃除機などの音にも配慮が必要です。また、日曜日や祝日には労働が制限され、多くの商店やスーパーは営業しません。これはキリスト教の安息日を尊重する文化の一環とされています。このためドイツでは、日曜日前に食料品などを忘れずに購入することが重要です。

 

3.クリスマスマーケット

クリスマスマーケットは、11月下旬からクリスマスにかけて各地で開催される、伝統的な屋外市場です。ドイツの三大クリスマスマーケットとして、ニュルンベルク、ドレスデン、シュトゥットガルトが有名です。クリスマスの装飾品や手工芸品、おもちゃ、食べ物が並び、夕方や週末には多くの人で賑わいます。特に、シナモンやクローブが香るグリューワインは、寒い冬に欠かせない一杯です。近年、日本でもこのクリスマスマーケットが開催されるようになりましたね。

 

記事作成にあたり、多文化推進サポーターの西田かおり様にご協力いただきました。