本文
JICA海外協力隊の方が来てくれました!
JICA海外協力隊の方が来てくれました!
JICA(ジャイカ:独立行政法人 国際協力機構)の海外協力隊として、ガーナ共和国で活動予定の官野 厚(かんの あつし)さんが朝霞市に来てくれました!官野さんは、令和5年1月から令和7年1月まで、ガーナ共和国でコンピュータ技術を教える活動を行います。今回は、そんな官野さんに出発前の意気込みなどを聞きました!
左から、神田副市長、官野厚さん
質問1 海外協力隊に参加するきっかけは?
長年、コンピュータ技術の分野で働いてきましたが、日本では一定の年齢に達すると、その人の能力の有無に関わらず第一線で働くことが難しいように感じます。そこで、今までとは全く異なる海外という環境で、自分の力を信じて働いてみたいという気持ちを強く持つようになりました。
質問2 派遣に向けてどんなことに取り組んでいますか?
どのような活動においてもコミュニケーションが最も重要であると考えております。職業言語となる英語を使ったコミュニケーション能力を高めるため、JICAの駒ヶ根訓練所で訓練を受けました。
また、ガーナのことをよく知ることも大切なので、ガーナに関する情報がある文献を見つけて読むようにしています。
質問3 派遣中、ガーナでPRしたいことはありますか?
コンピュータ技術という職種は、現地の人との接点があまり多い方ではありませんが、同じ学校の職員とコミュニケーションを図る場面は多々あると思うので、日本について正しい理解をしてもらうように積極的に情報を発信していきたいと思います。また、既に現地に派遣されているJICAボランティアの先輩たちの活動の一環として、日本文化を伝えることを意図するイベントなども企画されていると思うので、少しでもお役に立てるよう一緒に行動したいと考えています。
質問4 協力隊の経験を活かして、将来どんなことに取り組みたいですか?
ヨーロッパに行ったことのある日本人はたくさんいても、アフリカに行ったことのある日本人はほとんどいないと思うので、まずは、ガーナがどんな国であったかを身近な人に伝えたいと思います。また、より多くの人材がJICAのボランティア事業に関わってもらえるよう、説明会などを通じて、興味を持っている人たちにボランティア活動の実態をできるだけ詳しく、そして正確に伝えたいと思います。