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【記者発表資料】株式会社yuniと寝具等の再生素材化に関する実証実験協定を締結しました
実施月日・工期等
【協定締結日】令和7年7月16日
【実施期間】令和7年8月~令和8年3月
会場・開催地等
朝霞市資源リサイクル課
主催者・関係者
朝霞市、株式会社yuni
事業内容等
朝霞市と株式会社yuniは、使用済みの寝具等の廃棄物を、再生素材化するための実証実験を開始することとしました。朝霞市では粗大ごみとして年間約150tの布団やマットレス等が排出されており、主に化石燃料の代替え燃料などとしてリサイクルを行っていますが、再生素材化することによりごみ量や温室効果ガス排出削減に効果があることから、寝具等の再生素材化を検討しています。
廃棄された寝具等を、新たな寝具や衣料品、自動車や建築資材などの原料への加工に強みを持つ株式会社yuniと協力し、寝具類の適正処理と再資源化を進めるための実証実験協定を締結し、令和7年8月から実証実験を開始しました。
【協定に基づくリサイクルの流れ】
(1)朝霞市は、市民が排出した寝具等を収集し、朝霞市クリーンセンター内で選別、収納、保管します。
(2)株式会社yuniの再生工場に寝具類を運搬し、廃棄物を再生素材化します。
(3)株式会社yuniが再生素材化された原料を、小売や商社を経由して販売します。
【協定によるメリット】
(1)市が収集した寝具等は、国内で確実にアップサイクルを行うことができます。
(2)アップサイクルにより、資源循環社会の形成促進と、温室効果ガス排出量の削減が見込まれます。
(3)分別した寝具等が、新たな再生資源に生まれ変わり、新たな製品の原料に使用されます。「リサイクルの見える化」により、市民の分別意識の向上が期待されます。
予算・人員等
・実証実験は、フレコンバックを活用し一定量の搬出を見込んでいます。
・実証実験中は、無償にて原料を提供するため、市の費用は発生しません。
その他
○市民の方の寝具等の粗大ごみ排出方法は、これまでと変更ありません。
○再生素材化により、焼却処分に比べCO2排出量を大幅に削減することができます。
問い合わせ
朝霞市 市民環境部 資源リサイクル課 施設管理係
Tel 048-456-1593(直通)