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第36回企画展 台の城山遺跡と向山遺跡~弥生の斧を手に入れたムラ~

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事ID:0135367 更新日:2022年11月28日更新

 図録概要

36回企画展図録表紙

 
 弥生時代中期後半の石斧や鉄斧の出土で知られる台の城山遺跡と向山遺跡は、当地域の弥生文化を語る上で欠かせない遺跡と言えます。当館でもこれまで各種テーマに伴い主要遺物をたびたび取り上げてきました。

 この展示では、武蔵野台地に農耕文化がひろがる時期とされる弥生時代中期後半を中心に、朝霞を代表する両遺跡自体を取り上げ周辺事例とともに改めて紹介します。台の城山の石の斧と向山の鉄の斧に接点を想定し、展示を通じてそれらと土器が語る当時の人やモノの動きを浮かび上がらせることができれば何よりです。

 

目次

 1 朝霞における稲作の痕跡
    (1)弥生時代と稲作
    (2)武蔵野台地の弥生のムラと稲作の痕跡

    (3)弥生のムラとコメ以外の食糧
    (4)台の城山遺跡と向山遺跡の土器のくぼみを探る

 2 台の城山遺跡~弥生の石斧を手に入れたムラ~
    
    
(1)台の城山遺跡の主要な調査成果​
    (2)台の城山遺跡出土遺物から見る弥生時代​
 3 弥生時代中期後半のムラ~和光・志木・富士見~

    (1)近隣地域における遺跡の分布
    (2)花ノ木遺跡(和光市)
    (3)午王山遺跡(和光市)
    (4)吹上遺跡(和光市)
    (5)和光市域の事例に見る環濠集落の出現
    (6)城山遺跡(志木市)
    (7)南通遺跡(富士見市)

 4 宮ノ台式と北島式~大宮台地から~

    (1)時空を語る土器とその移動
    (2)明花向遺跡(さいたま市)の宮ノ台式土器
    (3)北島遺跡(熊谷市)と北島式土器
    (4)上野田西台遺跡(さいたま市)の宮ノ台式と北島式
    (5)諏訪坂遺跡(さいたま市)の石器と鉄片

 5 向山遺跡~鉄斧を手に入れたムラ~

            (1)弥生時代中期後半のムラ
    (2)弥生時代中期後半の住居跡出土遺物
    

 6 石の道と鉄の道

    (1)台の城山遺跡の太形蛤刃石斧と榎田型磨製石斧
    (2)前中西遺跡(熊谷市)~玉類の道~
    (3)石器から鉄器への移行期

    (4)向山遺跡の鉄斧
    (5)鉄の道
    

刊行年月日

  令和4年11月12日