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能登半島地震被災地における水道管復旧活動のため民間事業者及び上下水道部職員の災害派遣活動
令和6年1月1日に発生した能登半島地震の被災地において、いまだに断水が続く地域(輪島市)での水道管復旧活動を行うため、民間事業者4社7名と工事車両・資機材等及び市職員3名を派遣しました。
派遣先
石川県輪島市
派遣内容
期間:令和6年3月15日(金曜日)から3月21日(木曜日)まで
民間事業者:4社7名
会社名:(株)冨岡組 2名
五島工業(株) 2名
エスケイ機工(株) 1名
(株)林土木 関東支店 2名
職員:3名(上下水道部水道施設課3名)
車両:作業車1台、3tダンプ3台、トイレカー1台、3t級バックホウ1台、サポートカー1台
活動内容
令和6年3月15日(金曜日)
令和6年3月15日(金曜日)午前8時30分から、朝霞市役所西側公用車駐車場において、出発式を開催しました。
富岡市長からは、「応急給水活動を2回実施してきたこれまでとは異なり、水道管復旧のための支援ということで、高い技術力を持つ市内事業者の皆様にご協力をお願いしたところでございます。慣れない場所で困難が伴う作業になるため、安全を最優先に被災地の復旧にお力添えいただきたい。」という激励の言葉があり、派遣者代表からは、「本市の代表として、被災地の水道が1日も早く復旧できるよう、全力で取り組むとともに、安全第一に頑張ってまいります。」という出発のあいさつがありました。
式後、陸路にて石川県に向けて出発しました。
3月16日(土曜日)
午前5時00分から活動を開始、本日の活動場所は輪島市門前町です。
輪島市門前総合支所にて本日の業務についての打ち合わせを行い、作業開始となりました。
路面音調調査、水圧試験を行い、水道管約400メートルの漏水調査を実施しました。
3月17日(日曜日)
午前6時00分から活動を開始、活動場所は前日同様、輪島市門前町です。
本日は、水道管約1,100メートルの漏水調査を行い、倒壊家屋から漏水音を確認、止水工事を実施しました。
3月18日(月曜日)
午前6時00分から活動を開始、活動場所は輪島市門前町です。
本日は、地震により破損した水道管修繕のため、仮設ポリエチレン管φ150mmの布設工事を実施しました。
3月19日(水曜日)
午前6時00分から活動を開始、活動場所は輪島市門前町です。
本日は18日に引き続き、地震により破損した水道管修繕のため、仮設ポリエチレン管φ150mmの布設工事を実施しました。
3月20日(水曜日)
午前6時00分から活動を開始、活動場所は輪島市門前町、最終日となります。
本日は漏水調査を実施、その後宅地内に繋がる給水管の工事を行いました。
5日間の活動でしたが、輪島市の水道が1日でも早く復旧できるよう取り組み、無事に終えることができました。