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能登半島地震における上下水道部職員の災害派遣活動
令和6年1月1日に発生した能登半島地震の被災地において応急給水活動を行うため、1月18日(木曜日)から1月23日(火曜日)の6日間、石川県に上下水道部の職員4名および給水車を派遣しました。
派遣先
石川県輪島市
派遣内容
職員:4名(水道施設課2名、下水道施設課1名、上下水道総務課1名)
車両:2トン給水車1台、サポートカー1台
物資:給水袋(5リットル)600袋
活動内容
1月18日(木曜日)
令和6年1月18日(木曜日)午前9時から、朝霞市役所西側公用車駐車場において、出発式を開催しました。
富岡市長からは、「被災者にしっかり寄り添いながら、支援に当たり、安全を最優先に、全力を尽くしていただきたい。」との激励の言葉があり、派遣職員代表からは、「本市の代表として、被災者のお役に立てるよう全力を尽くしてまいります。」という出発のあいさつがありました。
式後、職員は給水車とサポートカーに分かれ、陸路にて石川県に向かって出発しました。
18日夕刻に金沢に到着。夜に給水対策本部のミーティングに参加し、翌日の活動について打ち合わせを行いました。
1月19日(金曜日)
朝5時から給水活動の準備を開始、本日からの活動場所は輪島市と決定しました。
道路状況がかなり悪いため、輪島市までの移動時間は4時間くらいとなりましたが、無事に輪島市立大屋小学校と輪島市ふれあいプラザ二勢の2か所での給水活動を実施することができました。
1月20日(土曜日)
今朝も5時半からの活動を開始、活動場所は昨日と同じ輪島市立大屋小学校です。
本日は、トイレタンクと手洗いタンクへの給水からスタートです。トイレトレーラーなど全国各地からの支援と連携して、給水活動を続けています。
1月21日(日曜日)
本日は、輪島市立大屋小学校とふれあいプラザ二勢での給水活動を実施しました。
給水開始時刻前には行列ができており、輪島市では、まだまだ水道の復旧が進んでいないことがうかがえます。
1月22日(月曜日)
活動最終日も大屋小学校とふれあいプラザ二勢での給水活動を実施しました。
これで予定されていた本市の活動は終了しました。
今回の給水活動においては、私たちが被災地の方々を元気づけること以上に、「遠くから来てくれてありがとう」「朝早くからありがとう」など感謝やねぎらいの言葉をいっぱいいただきました。
そのほかにも、「水の大切さがよくわかりました」といった言葉が印象的でした。
夜は、明日から活動に入る狭山市の担当と引き継ぎを行いました。