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下水道ストックマネジメント計画を推進しています
下水道ストックマネジメント計画を推進しています
朝霞市では、下水道施設を長期にわたり計画的かつ経済的に管理するために、下水道ストックマネジメント計画を策定し、下水道施設の適切な維持管理に努めています。
下水道ストックマネジメントとは
下水道事業におけるストックマネジメントとは、下水道事業の役割を踏まえ、持続可能な下水道事業の実現を目的に、明確な目標を定め、膨大な施設の状況を客観的に把握、評価し、長期的な施設の状態を予測しながら、下水道施設を計画的かつ効率的に管理することです。
朝霞市下水道ストックマネジメント計画
朝霞市の下水道事業は、昭和48年から整備を開始し、昭和50年代から平成初期にかけ多くの下水道管の整備を行い、現在までに、汚水管 約232キロメートル、雨水管 約210キロメートルの合計約442キロメートルを整備しました。
今後、布設後50年を経過し、更新時期を迎える管きょが増加するため、維持管理費用の増大が見込まれます。
このため、朝霞市では下水道施設を計画的かつ効率的に管理するために、「朝霞市下水道ストックマネジメント計画」を策定しました。
朝霞市下水道ストックマネジメント計画 [PDFファイル/289KB]
【下水道ストックマネジメント計画のスケジュール】
平成30年度
基本計画(基本方針)の策定
下水道施設の重要性やリスクを評価し、約120km(汚水管約75km、雨水管約45km)を重要路線として位置付け、1~6期に分け調査を行っていくこととしました。重要路線以外の一般路線についても計画的に点検を行うこととしています。
令和元年度
第1期分汚水幹線の調査
第1期分の汚水幹線約19.2kmについて、カメラまたは目視による管渠の劣化状況等の調査を行いました。
調査結果
診断 |
延長 |
緊急度I (劣化が進行しており、すみやかな措置が必要) |
なし |
緊急度II (劣化しており、計画的な対応が必要) |
約1.05km |
緊急度III (劣化はしているが、当面の対策は不要) |
約7.15km |
緊急度IIIに満たないもの |
約11.0km |
・調査結果に基づいた修繕改築計画の策定
調査結果を受け、緊急度II以上の施設について修繕改築の計画を策定しました。
対策内容 |
延長 |
改築 (布設替え等により、所定の耐用年数を新たに確保するもの) |
約0.28km |
修繕 (耐用年数内において、対象施設の機能を維持させるもの) |
約0.77km |
令和2年度
改築の対象となった管渠の工法検証及び実施設計
令和3年度から令和6年度に改築工事を行う予定の管渠、約0.28kmについて工法の検証及び実施設計を行いました。
令和3年度~令和6年度(予定)
改築・修繕の実施
約0.28kmの改築、約0.77kmの修繕を令和3年度から令和6年度にかけて実施していく予定です。改築工事の概算工事費は約1億7,000万円です。
※今後の予定については変更等が生じる場合があります。