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家庭内での逆流対策~水のうの活用方法~
短時間で多くの雨が降ると、ご自宅の水回りで、次のような現象が発生する恐れがあります。
・水が流れにくい。または、流れない。
・排水溝からゴポゴポと音が鳴ったり、逆流する。
・悪臭がする。
これらの現象が発生する前の対処法として、ご自宅にあるゴミ袋で簡単に作れる「水のう」の作成方法、活用方法を紹介します!
水のうの活用事例
水のうの作成方法
排水口1か所につき、ご自宅にあるゴミ袋を1枚ご用意してください。
※ゴミ袋を2枚重ねにして補強すると破れにくくなります。
※1リットル=1キログラムです。
※画像は45リットルのゴミ袋を使用しています。
※目視しやすいように、水を水彩絵の具で着色しています。
洗面所やお風呂場等、水の入れやすい場所でゴミ袋に水を溜めます。
半分程度(20~25リットル)入れましょう。
空気を抜いてから、きつく縛ります。
例1:トイレの場合
まずは、便座蓋を上げておきます。
水のうを入れたら、便座蓋で押さえるようにします。
例2:お風呂の場合
お風呂の排水が集まる、排水口がどこにあるか事前に確認しておきましょう。
排水口がしっかりと塞がるように、水のうを置きましょう。
湯船の排水等、1階の床よりも低い位置にある排水口等がある場合は、同じように水のうを置いてください。
水のうの片づけ方
ハサミやカッター等を用いて、ゴミ袋に穴を開け、中に入っている水を排水したのちにゴミ箱へ捨てましょう。
トイレや台所に設置している場合は、受けから水が出ないように注意してください。