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令和7年4月からの市内循環バス「内間木線」の見直し
令和7年4月からの市内循環バス「内間木線」の見直し
市内循環バス「内間木線」では、令和6年4月から、これまで通行が難しかった狭い道も経路に含め、タクシー事業者による小型車両(ワゴン車)での運行を行ってきました。運行から約1年経過し、令和7年4月から、利用者の利便性がより良くなるよう、以下のとおり運行経路等を一部変更して運行しますのでお知らせします。
運行期間
令和7年4月1日(火曜日)~令和8年3月31日(火曜日)
※令和8年4月1日(水曜日)以降の運行については今後地域公共交通協議会などで検討します。
運行日
359日(12月29日~1月3日を除く)
運行経路
令和7年4月1日からの内間木線運行経路 [PDFファイル/632KB]
時刻表
令和7年4月1日からの内間木線時刻表 [PDFファイル/99KB]
運行車両
ハイエース(助手席含め最大9名乗車可)
※満員の際はご利用できません。あらかじめご了承ください。
※助手席は後部座席(8席)が満席時のみ利用可。
※立席なし。
運賃
基本運賃:大人180円、小児90円
障害者運賃:大人90円、小児50円
※大人は中学生以上、小児は小学生以下が対象。
※特別乗車証(市内在住の障害者手帳所持者が発行可)をお持ちの方は無料。
利用方法
・運賃は乗車時にお支払いください。
・車椅子、ベビーカー等をご利用の方は、折り畳みの上ご乗車ください。
決済方法
・現金
・クレジットカード(VISAタッチ、VISA、Mastercard Contactless、MASTER)
・iD
・楽天Edy
・WAON
・nanaco
・PASMO(パスモ)、Suica(スイカ)などの交通系ICカード
・QRコード決済(楽天ペイ・d払い・PayPay・メルペイ・auPAY・ゆうちょPay)
運行形態
市が昭和交通株式会社に運行を委託し運行します。
※道路運送法第21条に基づく一般乗用旅客自動車運送事業者による乗合事業
見直しの経緯
令和5年度に、市内循環バス「内間木線」の運行事業者であった「国際興業株式会社」から、深刻な運転士不足を主な背景に、令和6年4月以降の運行は担えないことの申し出がありました。
令和6年4月以降も内間木線を維持すべく、近隣のバス事業者に運行を打診したところ、同様に運転士不足により運行は担えないとの回答をいただいたため、内間木線のバス車両での運行が困難なことから、タクシー事業者による小型車両(ワゴン車)の運行について、関係者と運行の継続に向けた検討を行い、朝霞市地域公共交通協議会において小型車両を用いた内間木線の運行計画が承認されたため、令和6年4月から小型車両での運行を開始しました。
その後、地元の方々との意見交換会や朝霞市地域公共交通協議会での協議を経て、令和7年4月から、利用者の利便性がより良くなるよう、運行経路等を一部変更し、小型車両での運行を継続することになりました。
令和6年3月以前の内間木線の車両(最大36人乗車可)
令和6年4月以降の内間木線の車両(助手席含め最大9名乗車可)
バス事業者における運転士不足
現在バス事業者は、全国的に深刻な運転士不足に陥っており、路線の採算に関わらず、廃止や減便が余儀なくされる事態が相次いでいます。
また、改正された「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」(改善基準告示)が令和6年4月1日に適用されたため、短期的には運転士不足がさらに深刻化することが予想され、既存路線の維持ですら危ぶまれる状況に直面しています。
朝霞市内のバス路線についても例外なく、今後、廃止や減便となることも想定されます。
普段バスなどの公共交通をご利用にならない方も、将来的には公共交通を必要とする時が来るかもしれません。
目的地や時間によって公共交通を使い分けるなど、積極的に公共交通を利用して、みんなで未来につなげていきましょう!