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野生動物にエサをあげないでください
野生動物にエサをあげないで!!
野生動物は自然の中で自然のままの食べ物を食べて生きています。
野生動物は本来、自然の中で生活を営んでおり、自然界の食べ物が豊富な時期には個体数が増え、少ない時期には個体数が減ります。しかし、人が野生動物にエサをあげると、個体数を過度に増やすことにつながります。
野生動物は自然のままの状態でいることが、健全なすがたです。エサやり防止へのご理解とご協力をお願いいたします。
なぜエサをやってはいけないの?
・栄養状態がよくなるため、一年に何度も繁殖し個体数が増えます。
・鳴き声やフンなどにより、生活環境に被害をもたらします。
・個体数の増加により、動物間で感染症などの病気が広がるおそれがあります。
・生活環境被害のほか、農作物への被害をもたらすおそれがあります。
・被害を受けている場所では、やむを得ず駆除が必要となる場合もあります。
・自然のバランスが崩れ、他の動物や植物に悪い影響を及ぼすおそれがあります。
・人を怖がらなくなり、食べ物をねだるようになったり、襲いかかってくることがあります。
野生動物はペットではありません。「かわいいから」などの理由で野生動物にエサをあげると、より多くの個体が集まるようになり、その周辺では多くの被害が発生し、周辺に住んでいる方の迷惑になります。
また、本来は保護すべき、愛されるべき野生動物を嫌う人々が出てくるなど、社会的な問題も発生してしまいます。
人間と野生動物がより良い関係を築いていくためにも、むやみにエサやりを行わないようお願いいたします。
各種情報
ドバト被害防止パンフレット「エサをあげないで!」【環境省】(外部サイト)
カラス被害防止パンフレット「都会のカラス~その被害と私たちにできること~」【環境省】(外部サイト)