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令和3年度施政方針

 新型コロナウイルス感染症が世界中で猛威を振るい、我が国でも2度目の緊急事態宣言が発令されるなど、感染症拡大抑止に対応しつつ、社会経済対策に取り組む状況が続いています。
 本市においても健康被害に遭われ、精神的にもストレスを受けるなど、市民の皆さまの日常生活や地域経済活動に多大な影響を与えております。
 さらに、今後数年間は、市財政への影響も想定され、厳しい財政状況に立った市政運営が強いられるものと覚悟しているところでございます。
 まずは、今ここに差し迫っている課題として、新型コロナウイルス感染症への対応として、ワクチン接種を円滑に、かつ、速やかに実施するとともに、市民の皆さまの生活支援、事業者の皆さまの事業継続支援など、できうる限りの施策を実施してまいります。
 その上で、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の準備を着実に進め、本市の魅力を国内外に広くアピールする機会として、市民の皆さまと一丸となって、お客様をお迎えし、後世に続くレガシーにしてまいりたいと考えております。
 まず、総合計画の将来像である「私が 暮らしつづけたいまち 朝霞」を実現するため「安全・安心なまち」、「子育てがしやすいまち」、「つながりのある元気なまち」、「自然・環境に恵まれたまち」という4つの基本概念を基にした施策の方向性と、後期基本計画に基づいて来年度に予定する主な施策を申し上げます。
 1点目の「安全・安心なまち」では、日常生活において安全で安心して暮らせることが実感でき、災害時にはみんなで助け合って乗り越えていけるまちを目指してまいります。第6分団詰所の老朽化に伴う改築工事や、雨水管理総合計画に基づいた溝沼地区における雨水対策工事の実施など、防災関連施設や資機材の整備のほか、引き続き小・中学校の屋内運動場へのエアコンの整備を進めます。
 また、誰もが安全・安心にまちを歩くことができるよう、歩道橋や公園などの改修工事に着手するほか、市庁舎の来庁者駐車場の舗装改修等を行うなど、市民の皆さまに安心して公共施設を利用していただけるように努めてまいります。
 2点目の「子育てがしやすいまち」では、子育てをしやすいまちであることを実感できるよう、子どもたちが伸び伸びと成長し、学び、遊べる良好な環境を整えてまいります。
 そのため、新生児の難聴を早期に発見し、適切な治療や療育に繋げるため、聴覚スクリーニング検査の費用の一部を助成いたします。
 また、待機児童の解消を目指し、民設認可保育園及び民間の放課後児童クラブの整備について助成を行うなど定員の増加に努めてまいります。
 第八小学校においては、温かい食事を適切に提供できるよう、自校給食室における調理業務等を開始します。
 また、地域とともに学校づくりを推進するため、新たに小学校3校と中学校1校に学校運営協議会を設置します。
 3点目の「つながりのある元気なまち」では、いきいきと暮らし、さまざまな人々と絆を結び、自分らしい人生を送れる環境を整備してまいります。
 新型コロナウイルス感染症の影響を受けた労働者や事業者の皆さまのために、社会保険労務士などによる労働・社会保険相談や経営相談を実施します。
 また、70歳以上の方の外出支援のために交付している、バス・鉄道共通カードについて、感染防止の観点から郵送での交付申請ができるよう引き続き行うほか、障害のある人に対する交通費補助などにおいても、郵送での交付申請ができるようにいたします。
 最後に4点目の「自然・環境に恵まれたまち」では、自然環境に恵まれたまちであることが実感でき、歴史や文化伝統に誇りをもって次の世代に引き継いでいけるよう施策を実施してまいります。
 朝霞和光資源循環組合が実施する施設整備基本計画の策定や生活環境影響調査、新たな施設の建設予定地の用地買収などに負担金を支出します。
 また、新型コロナウイルス感染症の拡大を契機として、身近な空間で快適に生活するための新しいまちづくりが求められることから、朝霞駅からシンボルロード周辺の地区において、公園・緑地や街路等、パブリック空間の活用を軸とした「居心地が良く歩きたくなるまちなか」づくりを推進します。
 その他、引き続き彩夏祭などの魅力あるイベントを支援するなど、まちのさらなる魅力向上と居心地の良い「まちなか空間」の創出に取り組みます。
 これらの施策を含む後期基本計画全体では、今や世界的に共有すべきテーマとなった持続可能な社会を目指す目標としてSDGsの理念に沿って、施策を推進することとしております。
 続いて、市長選挙の立候補に際し、市民の皆さまに公約として掲げた私の5期目のアクションプランである「いいまち!朝霞アクションプラン」に沿って、今後、重点的に取り組みたいと考えております。主な事項について申し上げます。
 1点目の「強靭な朝霞を創ります!」では、近年、激甚化し、頻発する自然災害や新たな感染症の脅威から市民の皆さまを確実にお守りするためには、強靭なまちを創り上げなければならないと考えております。
 自然災害への対応といたしましては、雨水管理総合計画による集中豪雨への対策を計画的に進めます。
 重点対策地区の溝沼・膝折地区等に貯留管や貯留施設を設置してまいります。
 また、新たな感染症への対応といたしましては、感染リスクの高い高齢者施設に対する感染症予防指導の実施など、充実させてまいります。
 2点目の「福祉政策を推進します!」では、社会構造や暮らしの変化を踏まえ、市民の皆さま一人ひとりが役割を持ち、ともに支え合いながら自分らしく活躍する地域を創っていくため、今後は、全ての人を対象とした、地域共生社会の実現に向けて、総合的な支援体制の整備が必要になってきます。
 現在、市内5か所にある地域包括支援センターの機能を充実させるため、職員体制を強化し、併せて、北朝霞地域の高齢者の人口増加に伴い、センターを増設し、対象圏域の見直しを行います。さらに、支援体制及び各センターの連携の強化を図るため、各センターを統括する基幹型センターの整備を目指すとともに、将来的には、高齢者をはじめ、障害者や児童、母子、生活困窮者など、全ての方を対象とする、新たな支援体制の構築を目指してまいります。
 3点目の「子育て環境を充実させます!」では、少子高齢化が進む中で、未来を担う子どもたちは今後より一層貴重な存在となります。引き続き、妊娠・出産期から切れ目なく市民の皆さまの子育てを支援するとともに、子どもたち自身が伸び伸びと育つ環境を整備していく必要があります。
 現在、保健センター内に設置している子育て世代包括支援センターに加え、市民の皆さまの利便性を考慮して、北朝霞地域にも新たに同センターの設置を目指します。
 また、北朝霞地域については、ほんちょう児童館に続く市内7館目となる新たな児童館の整備も目指してまいります。
 さらに、待機児童対策を進めるため、特に保育需要の多い低年齢児の保育施設を増設してまいります。
 放課後児童クラブについても、利用動向を踏まえ、増設を進めてまいります。
 4点目の「公用地や駅の活用を進めます!」では、市民の皆さまのさまざまな御要望に応えるため、市内に残る公用地の効果的な活用を検討してまいります。
 北朝霞地域にある旧溝沼浄水場跡地においては、子育て世代包括支援センターや児童館のほか、集会機能などの多様な機能を持ち合わせた福祉や地域交流の核となる、地域共生社会を見据えた、複合施設の整備を目指してまいります。
 また、内間木地区においては、国道254号バイパスの整備の進行に合わせ、内間木公園に利用者のための便益設備を整備するなど、隣接する旧憩いの湯跡地の活用も含め施設の充実を目指してまいります。
 さらに、懸案である朝霞台駅について、駅舎の改修等に併せてエレベーターやホームドアの設置を目指していくことに加え、駅舎内に市のサービス提供施設を設置することも視野に東武鉄道と連携してまいります。
 5点目の「居心地の良い“まち”にします!」では、本市は、交通利便性が良く、住宅都市として発展してきた一方で、武蔵野の面影を残す自然も残されています。
 今後もこのような環境を守り、市の魅力を改めて発掘して内外へ発信することはもちろん、市民の皆さまにまちへの愛着を一層深めていただきたいと考えております。
 そこで、黒目川花まつり、彩夏祭、朝霞アートマルシェ、北朝霞どんぶり王選手権といった四季折々のイベントを継続しつつ、充実を図ってまいります。
 また、道路脇にミニパークやまちなかベンチを設置し、ウォーカブルな都市として歩きたくなるような快適なまちなかづくりに努めてまいります。
 今後、適切な時期や財政的な状況を見極めた上で施策を推進してまいります。
 以上のような、後期基本計画と私のアクションプランを基に、限られた財源の効果的・効率的な活用を念頭に、政策的に事業の優先度を判断し、選択と集中を徹底し予算編成いたしました。
 令和3年度(2021年度)一般会計予算は、前年度当初予算に対し、3.5パーセント増の450億5千万円でございます。

主要な事業

【新規事業】
◦避難行動要支援者宿泊施設利用補助金の創設
◦新生児聴覚スクリーニング検査
◦官民連携まちなか再生推進事業
【内容を拡充した事業】
◦ごみ処理広域化事業
◦民設の認可保育園の整備補助金
◦学校運営協議会設置校の増設
◦新型コロナワクチン接種事業
【計画策定】
◦第3次朝霞市子ども読書活動推進計画策定
【工事】
◦朝霞市消防団第6分団詰所改築事業
◦大字溝沼地内調整池築造工事
◦朝霞市立図書館本館改修工事
【オリンピック・パラリンピック】
◦オリンピック・パラリンピック聖火リレー
◦オリンピック・パラリンピック大会期間中イベント