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市長コラム平成24年1月「とどけよう 元気を 朝霞から」

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事ID:0001581 更新日:2012年1月1日更新

平成24年1月「とどけよう 元気を 朝霞から」

 新年明けましておめでとうございます。
皆様には、お健やかに初春をお迎えのこととお喜び申し上げます。
 昨年の3月11日、未だかつて経験したことのない災害が日本列島を襲いました。岩手県、宮城県、福島県の沿岸部が津波に飲み込まれていくあの衝撃の映像は、今でも私の脳裏に鮮明に焼き付いています。しかし、被災された方々は、避難所から仮設住宅に生活拠点を移し、元の生活を取り戻そうと、力強く、そして懸命に努力をされています。そのような方々を支援するため、昨年の市民まつり「彩夏祭」では、そのテーマを「とどけよう 元気を 朝霞から」と復興支援として位置付け、福島県から鳴子チームをご招待したり、被災地の特産品を販売するブースの設置や、復興支援チャリティーグッズを販売するなど、たくさんの元気と、皆様の善意を被災地にお届けすることができました。皆様のご厚意に感謝申し上げますとともに、さらに本年におきましても、支援を行ってまいりたいと考えております。そのような中、昨年は、この震災を教訓として、岐阜県瑞浪市および長野県佐久市と「災害時における相互応援に関する協定」を締結したほか、震災による建物被害が大きかった福島県須賀川市に職員を派遣し、災害復旧活動に従事させるなど、災害に強いまちづくりを進めてまいりました。そのほかにも、今後5年間の朝霞市の行政運営の指針となります「第4次総合振興計画後期基本計画」を策定したほか、DV被害に悩む方からの相談を総合的にお受けするため「配偶者暴力相談支援センター」を開設、また、障害のある方の地域生活を支援するため、あさか福祉作業所の定員を大幅に拡大したところでございます。
 さて本年は、昭和42年に朝霞市が市制を施行して以来、45年という記念すべき節目の年にあたります。そのため、4月には市制施行45周年記念式典を開催させていただくほか、高齢者福祉施策の要となる第5期高齢者福祉計画の策定、また保育園における待機児童を解消するため、3園の民設保育園を開設いたします。さらに市民の皆様の学習意欲にお応えするための第2次生涯学習計画後期基本計画の策定や、教育環境の整備を図るため、引き続き小・中学校のトイレ改修工事を実施するなど、各種施策を計画的に実施してまいりたいと考えております。
 本年も、“生き活きタウン朝霞”の実現に向け積極的に諸施策を推進してまいります。どうか、皆様におかれましても、ご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、本年が皆様にとりまして実り多い年となりますよう、心から祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

 朝霞市長 富岡 勝則