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市長コラム令和6年4月「桜(さくら)」
令和6年4月「桜(さくら)」
皆さんこんにちは。
季節の移り変わりは早いもので、「今年も暖かな日が多くなってきたな」と思えば、春真っ盛り。桜も満開となり、間もなく入学式シーズンを迎えます。この時期集団で登校する列の中に、大きなランドセルを背負った新一年生を見かけると、とても微笑ましく思います。学校では授業にタブレット端末が本格導入されるなど、現在デジタル化が大きく進展していますが、この子たちが大人になる頃にはどんな社会となっているか楽しみです。
さて、今年も朝霞市コミュニティ協議会が主催する黒目川堤防清掃活動が3月10日に行われました。当日は同協議会に加入している団体や市内の事業所、関係団体の方など865人の方が参加され、新座大橋からわくわく田島緑地までのごみを回収していただきました。ごみの総重量は320kgに及ぶなど、毎年その多さに驚かされます。近年はウォーキングやジョギングなど健康づくりや憩いの場として黒目川遊歩道を利用する方が多くなっています。市では黒目川沿いの散策コースを目的別に6コース設定した「くろめがわグリーントレイルマップ」を作成したり、川沿いにベンチを設置するなどウォーカブルなまちづくりを進めており、皆さんのご協力で黒目川がきれいになることにとても感謝しています。また、例年この時期に行われる黒目川花まつりに訪れる方にも心地よい環境の中、春の一日を楽しんでいただくことができます。この清掃活動は、まちをきれいにするとともに地域コミュニティを醸成し、朝霞への愛着を育むすばらしい取り組みであり、今後も続けていただければと思っています。
ところで、3月市議会も終わり、まだまだ続く物価高騰に対する市民や事業者の皆さんへの新たな支援策がまとまりました。まずは水道料金ですが、官公署を除く全水道利用者の基本料金について、昨年11月検針分から今年の2月検針分まで半額としてきましたが、来年の2月検針分まで1年間これを延長することにしました。ほかにも原油価格高騰の影響を受ける運送事業者や交通事業者に支援金を交付したり、民間の保育所等に光熱費や食材料費の補助を実施する予定で、今後も必要に応じた支援を検討いたします。
では、また。
朝霞市長 富岡 勝則