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市長コラム令和6年3月「広(ひろがる)」
令和6年3月「広(ひろがる)」
皆さんこんにちは。
能登半島地震から2か月が経過し、二次避難所への移動や仮設住宅への入居など、被災地では徐々に生活の立て直しが進んできているようです。しかし、未だ水道が復旧せず、また多くの方が避難所での生活を強いられています。被災された方々が、一日も早く安定した生活に戻ることを願ってやみません。市ではこれからも必要な支援を続けてまいります。
さて、冬の朝霞を代表するイベントとなった「北朝霞どんぶり王選手権」ですが、今年も「あさか産業フェア2024」と同時に2月4日に開催され、約3万人の方で賑わいました。これは、イベントの少ないこの時期に、楽しいひと時をお過ごしいただくため、さらに市内の飲食店のPR を兼ねて、北朝霞商業振興会の皆さんが企画・主催されたもので、このような魅力ある大きなイベントに育てていただいたことにとても感謝しています。今年は市内外から23の店舗にご出店いただきましたが、各店舗の前には買い求めようとする人たちの列ができ、特に人気のある店舗は長蛇の列となり、食べるまでにだいぶ時間がかかったようです。会場でおいしそうにどんぶりを食べたり、次はどのお店にしようかと楽しそうに選んでいる姿を見て、コロナ禍前の日常に戻った喜びを実感しました。結果は、グランプリがもつ煮一番(鴻巣市)のもつ煮丼、準グランプリがRED TUG(朝霞市)のはまぐり茶漬丼でしたが、どのどんぶりも甲乙つけがたい素晴らしい出来栄えでした。今年は市内の参加が7店舗だっただけに、来年はもう少し増えることを期待しています。
話は変わりますが、3月1日から本籍地でなくても、全国の市区町村窓口で戸籍証明書等を取得できるようになりました。私のように生まれてからずっと本籍地に住んでいるとあまりピンとこない話ですが、居住地と本籍地が異なる方は、本籍地へ赴くか、返信用の封筒を入れ郵送で請求するかとても面倒だっただけに、利便性の向上が期待できます。今後はデジタル化の進展により、さまざまな手続きが便利になると思いますが、その分個人情報は、より慎重な取り扱いが必要になると考えているところです。
では、また。
朝霞市長 富岡 勝則