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市長コラム令和5年9月「補(おぎなう)」

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事ID:0144402 更新日:2023年9月1日更新

令和5年9月「補(おぎなう)」

 皆さんこんにちは。
 多くの方のご協力のもと、第40回朝霞市民まつり「彩夏祭」を開催することができました。関係者の皆さんに心からお礼を申し上げます。連日猛暑ではありましたが、天候にも恵まれ、過去最多に並ぶ98チームが参加した鳴子踊りは大いに盛り上がりをみせました。そのような中、4年ぶりに打ち上げを予定していた花火ですが、設営のトラブルから実施することができませんでした。花火打ち上げにご支援いただいた方々、また花火を楽しみにされていた皆さんには申し訳なく思っています。市民や実行委員の皆さんからは、再度の打ち上げについてのご要望もいただいておりますので、今後の対応について協議してまいります。
 さて、市では9月30日(土曜日)午前9時から基地跡地暫定利用広場「朝霞の森」で、朝霞市総合防災訓練を行います。これは、5年に一度、市と防災関係機関が一堂に会し訓練を実施することで、連携強化や地域防災の担い手となる自治会等とのネットワークの構築を目的としています。首都圏で30年以内に70%の確率で発生するといわれているマグニチュード7程度の首都直下型地震を想定し、いざという時われわれがとるべき行動や役割を明確にすることで、市民の皆さんの大切な生命や財産を守るとても大切な訓練です。参加団体は、自衛隊や警察署、消防署、消防団、自治会・町内会、災害時相互応援協定4市など多岐に渡り、実施する訓練も、バイクによる情報収集伝達訓練や救出・救護訓練など実践的なものです。さらに、同時開催の防災フェアでは、以前このコラムでご紹介した、株式会社丸沼倉庫が所有するトイレトレーラーも展示しますので、ぜひご来場ください。
 ところで、皆さんは「地域防災計画」をご存じですか。この計画は、朝霞市で地震や風水害等の災害が発生した際の、防災対策全般について規定しています。現行の地域防災計画は平成28年3月に策定しましたが、その後の状況の変化に対応するため、今年から2年をかけて見直すことにしました。前述した総合防災訓練と同様、いざという時に備えるため、防災会議のご意見も踏まえながら、より具体的な計画となるよう策定を進めてまいりたいと考えます。
 では、また。

 朝霞市長 富岡 勝則