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市長コラム令和5年7月「守(まもる)」

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事ID:0142455 更新日:2023年7月1日更新

令和5年7月「守(まもる)」

 皆さんこんにちは。
 台風2号の影響で、6月2日から3日にかけて、本州付近に停滞していた梅雨前線に湿った空気が流れ込み、全国的に豪雨となり、各地に大きな被害をもたらしました。朝霞市でも、市役所の雨量計で総雨量が298ミリを記録するなど、平年の6月1か月分の2倍にあたる量の雨が降ったことで、家屋の浸水被害や道路冠水による通行止めが発生しました。被害にあわれた皆様に、心からお見舞いを申し上げます。また、3日、午前0時20分に熊谷地方気象台から土砂災害警戒情報が発令されたため、市は対象区域に対し避難指示を発令するとともに、避難所を4か所開設しました。対象区域の方には防災行政無線でお知らせしたほか、メール配信サービス、市ホームページ、SNS などでも災害情報を発信し、結果、6世帯、13人の方に避難していただきましたが、より多くの世帯に周知する大切さと難しさを感じたところです。いざ災害が起きようとしているときに適切な行動をとるためには、日頃の備えと確かな情報の収集が大切です。皆さんもご自分に合った手段で情報をキャッチできるよう、この機会にメール配信サービスやSNS の登録などをご確認いただくようお願いします。
 ところで、この3年間猛威を振るった新型コロナウイルス感染症も、5類へ移行してから2か月ほどが経ち、消費活動もずいぶんと活気を取り戻しつつあるように感じています。しかし、物価高騰などの影響で、まだまだ厳しい状況にある皆さんにさらなる支援策が必要であると考え、現在、6月の市議会で予算案をご審議いただいているところです。内容は、物価高騰が続く中、生活の一助としていただくため、住民税非課税世帯と住民税均等割のみ課税世帯に3万円を給付するための予算、また、保護者の皆さんの負担を軽減するため、市内の小・中学校に通っているお子さんの給食費を6か月間、市が半額負担するための予算、さらに、古いエアコンは消費電力が大きいので、省エネと地球温暖化対策のため、一定の基準を満たした省エネエアコンへの買い換えに、補助金を交付するための予算です。この夏にエアコンの買い換えを考えている方は、ぜひ、ご検討ください。
 では、また。

 朝霞市長 富岡 勝則