市長コラム令和５年２月「頼（たのもしい）」

皆さんこんにちは。
例年行われている成人式ですが、今年から「成人の日記念式典」と名称を新たにして、先月９日にゆめぱれす（市民会館）で開催しました。民法の一部改正により、昨年の４月１日から成年年齢が18歳に引き下げられましたが、市では従来どおり20歳を迎えた方々を対象として新たな門出をお祝いしました。新成人の皆さんには夢と希望を胸に抱き、さまざまな困難を乗り越えて明るい未来に前進していただきたいと思います。
　さて、今回で11回目となる北朝霞どんぶり王選手権が、２月５日（日曜日）に朝霞県土整備事務所駐車場と前面道路を会場にして３年ぶりに開催されます。どんぶりのご飯の上に食材を載せるというシンプルな条件を守りながら、使用する食材や調理法、盛り付け方などに工夫を凝らしたどんぶりが登場しますが、出店される方の技量とアイデアには、毎回驚かされています。お店の前を通るだけで調理の際の匂いや音に誘われ、五感で味わうことのできる逸品と言っても良いくらいのどんぶりもあります。もちろん好みがあるかと思いますので、ぜひ自分で食してみて、これぞというどんぶりに投票をお願いします。また同日には、会場の隣の産業文化センターで、第16回あさか産業フェアが開催されますので、ぜひこちらにも足をお運びください。
　ところで、市ではさまざまな福祉施策を行っていますが、行政の手が届きにくい地域福祉を民生委員児童委員の皆さんに支えていただいております。令和４年12月には全国で一斉に３年に１度の改選があり、朝霞市では147人（１月１日現在）の方が厚生労働大臣からの委嘱を受け、３年間の任期がスタートしました。担当区域ではひとり暮らしの高齢者や子どものいる家庭などを見守り、悩みごとの相談にのったりしながら、支援が必要な場合には地域包括支援センターや市の担当課への橋渡しをしてくださっています。ふだんから皆さんの身近なところで活動をしていて、ちょっとした変化にも気付いていただける大変頼もしい存在ですので、お気軽にご相談ください。詳しくは、広報あさかNo.789（令和５年２月１日発行）の14ページ下段の民生委員児童委員の欄をご覧ください。
　では、また。

　朝霞市長　富岡　勝則