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市長コラム令和5年11月「実(みのる)」

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事ID:0146872 更新日:2023年11月1日更新

令和5年11月「実(みのる)」

 ​皆さんこんにちは。
 暦の上では秋になっても真夏日が続き、なかなか秋の気配を感じることができませんでしたが、10月に入ってからは急に涼しくなるなど、以前よりも秋が短くなってきたように感じます。秋は木々が色づき、果物や野菜など多くの実りをもたらしてくれます。秋の旬の食材、皆さんはもう味わいましたか。
 さて、実りの秋といえば農業祭です。市では、11月19日(日曜日)午前10時から、中央公民館・コミュニティセンターで「実りのまつり朝霞市農業祭」を開催します。後継者不足が深刻な中、市内で農業を営む皆さんの発表の場で、丹精込めて育てた野菜などを出品していただきます。私も毎年拝見していますが、どれも立派で味わってみたくなるものばかりで、朝霞の農業は健在であることを心強く感じています。農業祭では出品された野菜などの表彰式のほか、農業委員の皆さんによるつきたてお餅の販売、朝霞で採れたニンジンを100円で詰め放題できるコーナー、なにより正午からは、出品された野菜などの販売も行いますので魅力ある催しが盛りだくさんです。また、都市間交流先の山形県東根市のラ・フランスやりんご、越生町のゆずや梅干しなどの特産品を販売していただくため、現地から応援に駆けつけていただきます。皆さんもぜひ農業祭にお越しいただき、実りの秋を体験いただければと思います。
 ところで、先月のコラムでは11月4日(土曜日)午後6時から1万発の花火を打ち上げるお話をしましたが、11月3日と4日には、朝霞駅前商店街やシンボルロードなどで、アサカストリートテラスが開催されます。このイベントは、令和2年に新型コロナが流行し、多くの催しを中止せざるを得なかったときに、沿道の飲食店が道路を利用し、密集を避けたテラス営業を行うことが許可されるようになったことから企画したものです。ノウハウを持つ市民や商店会のご協力で、万全の感染対策のもと、多くの方で賑わい大成功でした。今ではあさかエリアデザイン会議が主催する秋のイベントとしてすっかり定着しています。飲食や音楽、雑貨販売など、朝霞のまちなかテラスをのんびりと歩く一日にしてはいかがでしょうか。
 では、また。

 朝霞市長 富岡 勝則