市長コラム令和４年９月「敬（うやまう）」

　皆さんこんにちは。
　第39回朝霞市民まつり「彩夏祭」を皆さんのご協力のお陰をもちまして３年ぶりに開催することができました。熱中症対策に加えて感染症対策を取りながらの運営は踊り子をはじめ実行委員会やご来場者の方にもご苦労をおかけしましたが、踊り子のはじける笑顔や大きな拍手を送る観客の皆さんの姿を目にすることができたことに大変感謝しております。皆さん、ありがとうございました。
　さて、まだまだ暑い日が続きますが、朝夕の涼やかな風に秋へのうつろいを感じられるようになってきました。今年は芸術の秋を彩る催しとして、丸沼芸術の森のご協力をいただき、市制施行55周年を記念した「丸沼芸術の森コレクションアンドリュー・ワイエス水彩・素描展―アルヴァロの世界―」を博物館で開催します。アンドリュー・ワイエスはアメリカを代表する国民的画家の1人で、身近な風景やそこに暮らす親しい人々を描いた詩情あふれる画風が印象的です。オルソン家シリーズなどの水彩画34点に加え、ワイエスと丸沼芸術の森との交流の品なども展示されますので、ワイエスの人柄も感じられるこの機会に、ぜひご鑑賞ください。開催期間は10月８日（土曜日）から30日（日曜日）までで、感染症対策のため、土・日曜日、祝日は事前予約制での入場となりますので、詳しくは博物館（☎469-2285）まで。
　ところで、「朝霞」の地名は昭和７年に誕生して90年が経ち、今年で卒寿を迎えました。同じくご長寿となられた皆さんをお祝いする会を９月19日（月曜日）の敬老の日に、ゆめぱれす（市民会館）で行います。これまでの長きにわたって社会を支えてこられたことへの感謝をお伝えし、さらなる長寿を目指していただくための活力を得ていただきます。会場にお招きする対象は、市内在住で今年度に77歳・80歳・88歳・90歳・99歳・100歳になる方で、すでに案内状を郵送させていただきました。当日お招きできない方やお越しいただけない方にも、インターネットでの生放送、10月１日（土曜日）から31日（月曜日）まではYouTube や老人福祉センターでの上映で演芸などの様子をご覧いただけますので、ご高齢の方のいらっしゃるご家族の方には、ぜひ視聴のお手伝いをお願いします。
　では、また。

　朝霞市長　富岡　勝則