ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 分類でさがす > 市政情報 > ようこそ市長室へ > 市長コラム > > 市長コラム令和3年9月「全(まっとうする)」

本文

市長コラム令和3年9月「全(まっとうする)」

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事ID:0117861 更新日:2021年9月1日更新

令和3年9月「全(まっとうする)」

 皆さんこんにちは。
 9月に入り暑さがやわらいでくる時期ですが、湿度が高くなるなどの条件次第では熱中症にかかる危険性がありますので、屋外で作業等を行う際には適度な水分補給とともに、こまめな休憩をとるようにしてください。
 さて、各種目で熱戦が繰り広げられた東京2020大会のオリンピック競技ですが、日本のメダル獲得数が58個となり、2016年のリオデジャネイロ大会の41個を上回りました。時差や食事、練習環境などの自国開催のメリットもありますが、それぞれの代表選手が持てる力を出し切った結果だと思います。特に日本勢初の金メダルを獲得した柔道男子の高藤直寿(たかとうなおひさ)選手を始め、阿部兄妹のダブル金などが大きな話題になりましたが、メダリストの中には朝霞市ゆかりの選手もおり、バスケットボール女子で銀メダルを獲得した本橋菜子(もとはしなこ)選手には今月号の表紙に登場していただきました。また、自衛隊体育学校に所属する柔道女子78kg級の浜田尚里(はまだしょうり)選手、フェンシング男子エペ団体の山田優(やまだまさる)選手、レスリング男子フリースタイル65kg級の乙黒拓斗(おとぐろたくと)選手が金メダルを、ボクシング女子フライ級の並木月海(なみきつきみ)選手が銅メダルを獲得しています。今回の広報あさかがお手元に届く頃には、県内で唯一のパラリンピック競技となる射撃が朝霞市で行われています。射撃競技は究極の正確性を競うため、呼吸のリズムと激発のタイミングを合わせる微妙な技術と、集中力を保つため何事にも動じない感情の制御が勝負のポイントになりますので、こうした見どころを含めて応援していただけたらと思います。
 ところで、オリンピック競技の閉会式が行われた8月上旬には台風が相次いで発生し、いよいよ台風シーズンの到来です。埼玉県は災害に強いと言われていますが、大型台風や集中豪雨といった水害の発生リスクは年々高まっていますので、洪水ハザードマップを確認し、避難場所や避難ルートの参考にしてください。市が設置する避難場所は、インターネットを利用して混雑状況を確認することができる避難所の開設・混雑状況配信サービス「VACAN」をご利用いただき、風水害に備えていただければと思います。
 では、また。

 朝霞市長 富岡 勝則