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市長コラム令和3年8月「予(あらかじめ)」

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事ID:0116658 更新日:2021年8月1日更新

令和3年8月「予(あらかじめ)」

 皆さんこんにちは。
 この広報あさかが皆さんのお手元に届く頃には、東京2020オリンピックが開幕し、熱戦が繰り広げられているのではないでしょうか。
 さて、新型コロナウイルス感染症に対する切り札として期待されるワクチン接種の状況ですが、朝霞市では65歳以上の予約された方への接種はほぼ終えていて、引き続き60歳から64歳の方などへの接種を進めているところです。60歳未満の方は年齢によって予約開始時期が異なりますので、詳しくは市ホームページなどでご確認ください。
 ところで、新型コロナワクチンの職域接種が始まりましたので、職場や学校など、皆さんのまわりでも接種を終えた若年層の方が増えてくると思います。その中で、ワクチンが接種できない方や、それぞれの事情から接種についてためらっている方もいらっしゃると思いますので、新型コロナワクチンについて、私から少しお話したいと思います。まず、このワクチンの接種は義務ではありませんので、接種していないからといって行動制限などを受けることはありませんし、ましてや接種の強要や差別などは決して許されることではありません。次に、どんなワクチンにも言えることですが、新型コロナワクチンにも接種後の副反応が確認されています。接種部位の痛みや疲労感、発熱などが主なもので、高齢者に比べて若い方や女性に多く出る傾向があります。また、極々まれにアナフィラキシーなど重度のアレルギー症状も報告されています。(詳しくは厚生労働省ホームページ「https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp」でご確認ください。)それでも、世界中でワクチン接種がここまで進んでいるのは、現在、新型コロナウイルス感染症に特効薬がなく、医療機関の治療が対症療法しか行えないため、後遺症などを含めたリスクが高くなるからです。国内で使用されているワクチンは高い発症予防効果(ファイザー社が約95%、モデルナ社が約94%)が確認されていますので、ご自身を新型コロナウイルスから守るためには、ワクチン接種が最も効果的な方法となります。こうしたメリットとデメリットを予めよく知り、納得されたうえで接種を検討していただきたいと思います。
 では、また。

 朝霞市長 富岡 勝則