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市長コラム令和2年1月「新しい時代を迎えて」

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事ID:0093392 更新日:2020年1月1日更新

令和2年1月「新しい時代を迎えて」

 明けましておめでとうございます。
 皆様におかれましては、希望に満ちた輝かしい新春を、健やかにお迎えのことと、心からお喜び申し上げます。
 昨年は、四月三十日に天皇陛下が御退位、五月一日に皇太子殿下が御即位され、元号が平成から令和となり、日本中が祝賀ムードに包まれました。そのほかにもラグビー日本代表の活躍や女子ゴルフの渋野日向子(しぶのひなこ)選手の海外メジャー制覇など嬉しい出来事が多かった一方で、台風十五号、十九号と関東地方に大型の台風が相次いで上陸するなど災害の多い年でもありました。特に台風十九号では本市で初めて避難指示を発令し、約千人の方が避難所に避難されるなど大きな影響がありました。今後も災害に対する備えをお願いするとともに、引き続き危機管理体制の充実に努めてまいります。市の事業といたしましては、災害時に避難所となる小中学校の体育館にエアコンを設置する工事を継続し、昨年は第四、第五、第八小学校の整備を行いました。また、朝霞駅上り線ホームにホームドアを設置したほか、あかね公園の隣にほんちょう児童館を開館することができました。これもひとえに市議会をはじめ、多くの皆様のご理解とご協力の賜物であると、心から感謝を申し上げます。
 さて、今年はいよいよ東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が開催されます。射撃の競技会場となっている本市は、県内で唯一、オリンピックとパラリンピック両方の聖火リレーが通過します。特にパラリンピックでは、東京都に聖火を送り出す出立式が行われる予定です。会場へのアクセスルートとなるシンボルロードや観音通線は二月に完成し、歩行空間の快適さが向上するほか、国内外からのお客様をお迎えする、おもてなしボランティアの募集や、暑さ対策にも取り組んでまいります。また、大会期間中は関連するイベントが数多く行われますので、ご期待いただきたいと思います。
 ここで本年予定している主な事業を申し上げますと、引き続き小中学校の体育館へのエアコン整備を進めるほか、市内で二か所目となる地域密着型小規模多機能型居宅介護施設が開所します。また、待機児童解消のため、認可保育園二園、小規模保育施設二施設を開設し、二か所の放課後児童クラブを開所します。さらに、近年増加している集中豪雨に対する備えとして、引き続き雨水ます蓋の交換や横断側溝整備などを行うとともに、市道五号線の雨水浸水対策工事や、三原地区、根岸台地区への雨量計の増設、洪水ハザードマップの改訂などを進めてまいります。
 結びに本年が皆様にとりまして、希望に満ちた素晴らしい年となりますよう祈念申し上げまして、新年のあいさつとさせていただきます。

 朝霞市長 富岡 勝則