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市長コラム令和元年9月「活(いかす)」

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事ID:0089643 更新日:2019年9月1日更新

令和元年9月「活(いかす)」

 皆さんこんにちは。
 今年は梅雨明けが昨年より1か月遅れるなど雨で涼しい日が多かったのですが、梅雨が明けてからは一転して大変厳しい暑さが続いています。秋の訪れはしばらく先になりそうですので、引き続き体調管理には十分にお気を付けください。
 さて、5月に滋賀県大津市の交差点で、散歩中の園児2人が犠牲となった痛ましい事故は、皆さんの記憶にも新しいところだと思います。この事故では、現場となった交差点の歩道部分に車止めとなるガードレールやポール等が設置されていれば被害を少なくできたのではないかと言われています。そこで、これまでの安全対策に加え、保育園の園外保育や小学校の通学路、交差点等の安全点検結果を基に、危険と思われる交差点等に車止めポール等を設置する緊急対策工事を行うことにしました。すでに、朝霞郵便局前、溝沼6丁目、弁財坂下、水道橋の交差点の工事は完了していますが、そのほかの場所についても、これから順次進めていく予定です。また、すでにゾーン30に指定している東武東上線朝霞台駅南口から第五小学校にかけての東弁財地区において、生活道路のより一層の安全対策に結び付けようと、ETC2.0で得られた急減速ポイントや速度超過などの分析データを基に、地域にお住まいの方々や学校、警察の方々と意見を交換しながら、どのような交通安全対策が効果的かを話し合っているところです。
 ところで、厳しい暑さのあとには爽やかな芸術の秋を感じていただこうと、10月5日土曜日から27日日曜日まで、博物館で、テーマ展示「丸沼芸術の森コレクション 麗しき花々・麗しき人々-創設35周年を記念して-」を開催します。丸沼芸術の森のご協力で11回目の共催となる今回は、愛の画家として知られる巨匠マルク・シャガールの油彩や、佐藤忠良(さとうちゅうりょう)氏のブロンズ、茶器の技法「瀬戸黒」で人間国宝に認定されている加藤孝造(かとうこうぞう)氏の作品などを展示する予定です。また、独自の版画技法で注目を集めている入江明日香(いりえあすか)さんをはじめ、丸沼芸術の森で活動されているアーティストの作品も展示されます。芸術をもっと身近に感じてもらえたらと思っていますので、ぜひお越しください。
 では、また。

 朝霞市長 富岡 勝則