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市長コラム平成31年1月「新しい時代に向かって」

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事ID:0081928 更新日:2019年1月1日更新

平成31年1月「新しい時代に向かって」

 明けましておめでとうございます。
 皆様におかれましては、希望に輝く新春を健やかにお迎えのことと、心からお喜び申し上げます。
 昨年は、全日本吹奏楽コンクールで、朝霞第一中学校が見事3年ぶりに金賞に輝くなど大変嬉しい出来事があったほか、市の事業といたしましては、災害時に避難所となる小中学校の体育館にエアコンを設置する工事を開始し、第一、第二、第七小学校の整備を行いました。また、市民会館と保健センターの耐震化工事を実施し、市民会館につきましては、内装や照明、ホールの座席、音響の更新などを行うとともに、保健センターにつきましては、窓口カウンターの改修、エレベーターの設置などを行いました。さらに近年増加している局地的な豪雨に対応するため、市内で3か所目となる雨量計をクリーンセンターに設置したほか、三原地内及び朝志ケ丘地内の雨水対策を行いました。これもひとえに市議会をはじめ、多くの皆様のご理解とご協力の賜物であると、心から感謝を申し上げます。
 さて、本年4月30日をもちまして、「平成」という時代の幕が下りることになっております。実に30年余り、我が国の元号では4番目の長さとなりました。この「平成」という時代を振り返ってみますと、バブル経済の崩壊やリーマン・ショックに端を発した世界的な金融危機をはじめ、消費税の導入や郵政民営化など、実に様々な出来事がございました。しかしながら、やはり私の心に強く刻みこまれておりますのは、平成23年に発生した東日本大震災です。物流の遅延や計画停電などにより、市民生活に大きな影響を及ぼしました。この震災以降、本市では地域防災計画の全面的な見直しをはじめ、公共施設の耐震化、岐阜県瑞浪市など4つの市と災害時相互応援協定を結ぶなどしてまいりましたが、今後も引き続き安全・安心なまちを目指して各種施策に積極的に取り組んでまいります。
 ここで本年予定している主な事業を申し上げますと、小中学校の体育館にエアコンを設置する工事を進めるほか、本町に新しい児童館を開館します。また、待機児童解消のため、認可保育園2園と小規模保育施設5施設を開園するとともに、2か所の放課後児童クラブを開所します。そして、いよいよ来年開催されます東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、会場へのアクセスルートとなる観音通線やシンボルロードの整備を進めるとともに、カウントダウンイベントなどの様々な催しで本番に向けた機運を高めてまいります。
 結びに、本年が皆様にとりまして実り多い年となり、新しい時代が素晴らしいものとなりますよう祈念申し上げまして、新年のあいさつとさせていただきます。

 朝霞市長 富岡 勝則