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市長コラム平成30年10月「労(いたわりあう)」

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事ID:0079098 更新日:2018年10月1日更新

平成30年10月「労(いたわりあう)」

 皆さんこんにちは。
 今年の夏は連日猛暑が続きたくさんの地域で最高気温を更新していましたが、9月も半ばになるとぐっと涼しくなってきて、秋の気配を感じられるようになってきました。これからの季節は過ごしやすい日々が続きますので、スポーツなどで体を動かしてみてはいかがでしょうか。
 さて、今年は地震や台風などの自然災害による被害が全国あらゆる地域で発生しています。つい先日は北海道の胆振(いぶり)地方で震度7という大変大きな地震があり、広範囲にわたる土砂崩れ等で多くの方が亡くなられました。お亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。また、6月に大阪府北部で発生した地震では、建物が被害を受けただけでなく、通学していた小学生が倒れてきたブロック塀の下敷きになり亡くなるという大変悲しい被害がありました。そこで、朝霞市内にも倒壊のおそれのあるブロック塀等が見受けられることから、危険と判断されるものを撤去していただこうということで、その経費の一部を市から補助することにしました。要件等詳しいことは開発建築課(電話番号423-3854)までお問い合わせください。なお、撤去後に生け垣を設置する場合には、生け垣設置奨励補助金もあわせて活用できますので、ご検討ご協力をお願いします。
 ところで、高齢者の皆さんが住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、市内5か所に地域包括支援センターを設置して介護や医療などの相談をお受けしていますが、まずは、それぞれの地域にお住まいの皆さん同士の助け合いが今後ますます重要になってきます。そこで、10月9日火曜日の午後1時30分から、「住民同士の助け合いの大切さ」や「地域の困りごとなども住民同士で解決できることの重要性」などについて、さわやか福祉財団会長の堀田力(ほったつとむ)さんをお招きして「地域のつながりを考える市民フォーラム」を開催します。堀田さんの基調講演のあとには、実際に活動をされている団体の方々に地域での絆づくりなどについてお話をしていただきますので、ぜひご参加いただき、地域や人とのつながりについて考えるきっかけにしていただければと思っています。
 では、また。
 
 朝霞市長 富岡 勝則