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市長コラム平成30年6月「整(ととのえる)」

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事ID:0075312 更新日:2018年6月1日更新

平成30年6月「整(ととのえる)」

 皆さんこんにちは。
 ジメジメとした梅雨の季節になりました。この時期は、晴れていても急に雲行きが怪しくなり、激しい雷雨となることがありますので、出掛ける際は最新の気象情報にご注意ください。 
 さて、近年、正確な予測が困難な局地的大雨、いわゆるゲリラ豪雨による被害が全国各地で多発しています。朝霞市でも昨年8月に2度の被害がありました。このようなゲリラ豪雨が発生している地域をより正確に把握するため、昨年度、市役所に設置している雨量計に加え、第七小学校に雨量計を設置しました。さらに今年度は内間木地域の雨量を把握するため、クリーンセンターにも新設しました。これにより、市内のどの地域でどれくらい雨が降っているかをより細かく把握出来るようになりましたので、これらのデータを生かしながらより円滑に対応していきたいと思います。これまでもゲリラ豪雨による被害が出やすい膝折町や溝沼、内間木地域の雨水排水の改善対策などを行ってきましたが、今年度も三原や内間木地域など引き続き進めていきます。皆さんも突然の大雨に備えて、地域の集水ますや側溝のゴミの清掃などのご協力をお願いします。
 ところで、今年度から順次、小中学校の体育館にエアコンを設置します。体育館は、普段は児童生徒の皆さんの体育などで使われる学習施設ですが、災害が起こった時には地域の皆さんの避難所となる大切な施設です。まずは地域防災拠点となっている小学校から工事を行います。今年度は、第一、第二、第七小学校の3校、その後も毎年度3校ずつ5年かけて整備を進めていきます。工事は、児童生徒の皆さんの学習の妨げとならないよう夏休みに行う予定です。今回設置するエアコンは、体育館の壁に金属製のパイプが入ったパネルを取り付けて、そのパネルが熱を吸収したり放射したりすることで、体育館全体を静かに快適な温度に保ちます。また、災害時にライフラインが停止してしまった場合に備えて非常用発電設備も設置します。
 エアコンを設置することにより、暑い夏や寒い冬も快適に使用できるようになりますのでもうしばらくお待ちください。
 では、また。

 朝霞市長 富岡 勝則