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市長コラム平成29年12月「安(やすんずる)」

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事ID:0067994 更新日:2017年12月1日更新

平成29年12月「安(やすんずる)」

 皆さんこんにちは。
 早いもので、季節は冬に差し掛かり、このコラムも本年最後となりました。今年は朝霞市が市制施行50周年を迎え、次の50年に向けて大きく歩み出した年でした。来年も歩みを止めることなく、皆さんと力を合わせて、ふるさと「あさか」を、誰もがより一層「暮らしつづけたいまち」にしていきたいと思っています。
 さて、10月22日に日本列島に上陸した大型の台風21号は、各地に大きな被害をもたらしました。本市の累積雨量は302ミリに達し、黒目川の水位も上昇を続けたため、午後8時に、黒目川付近にお住まいの方の安全を確保するため、災害対策本部を設置し、避難準備・高齢者等避難開始を発表しました。その後、午前1時45分には、黒目川の水位が氾濫危険水位である6.04メートルを超える可能性があると判断して、溝沼7丁目をはじめとする8か所に、朝霞市では初めてとなる避難勧告を発令しました。確実に避難を呼びかけるため、広報車や防災行政無線のほか、携帯電話のエリアメールを活用した緊急速報メールでもお知らせをさせていただきました。夜中の突然のメールに驚かれた方も多かったのではないかと思いますが、一刻を争う状況でしたので、ご理解をいただきたいと思います。この避難勧告の発令後、第二小学校など市内5か所に開設していた避難所には合計で276名の方が避難されました。皆さんにはご心配とご不便をおかけしましたが、幸い大事には至らずほっとしております。これからも皆さんの安全を第一に考え、対応していきたいと考えています。
 話は変わりますが、そろそろインフルエンザの流行シーズンを迎えます。12月中にピークを迎えた年もありましたので、早めの予防対策を心がけてください。厚生労働省の発表によると、今期のワクチンの製造予定量は昨年を下回る見通しとのことですので、予防接種をお考えの方は早めにお医者さんにご相談ください。65歳以上の方などは市の助成制度をご利用いただけます。予防のためには日頃からの手洗いやうがい、十分な睡眠とバランスの良い食事が大切です。それでは、皆さん健康でよい新年をお迎えください。
 では、また。

 朝霞市長 富岡 勝則