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市長コラム平成29年9月「守(まもる)」

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事ID:0064314 更新日:2017年9月1日更新

平成29年9月「守(まもる)」

 皆さんこんにちは。
 台風が近づいていてお天気が心配でしたが、今年の彩夏祭も盛大に開催することができました。私も各会場でたくさんの笑顔に出会い、元気を頂いた3日間でした。関係者の皆様には、この場をお借りいたしまして心から感謝を申し上げます。
 さて、9月1日は防災の日です。7月には九州北部で、積乱雲が次々と発生する線状降水帯による記録的な豪雨で甚大な被害が出たほか、全国至る所でゲリラ豪雨による被害が出ています。3年前には本市でも1時間に103ミリという記録的な大雨により、家屋が浸水するなどしました。また、昨年は関東地方を直撃した台風9号による大雨で、黒目川が氾濫危険水位を超えたため、初めて避難準備情報を発令しました。最近の天候は不安定で、大雨などによる自然災害はいつどこで起こるか分かりません。市では、これまで、自主防災組織の結成促進やゲリラ豪雨等を想定した雨水排水の緊急改善対策などを行ってきましたが、地域の防災、減災に役立てていただこうと、今年2月に、防災ガイド&マップ「あさか防災」を作成しました。この冊子には、災害時に取るべき行動などのほか、小学校区ごとに分割した地図に緊急避難場所などを記した防災マップを掲載しています。危機管理室の窓口で配布していますので、日頃の備えに役立てていただければと思います。
 ところで、毎日のように報道されている振り込め詐欺などの被害を抑止するため、市では65歳以上の方の世帯などを対象に通話録音装置を無料で貸し出すことにしました。振り込め詐欺をはじめとする特殊詐欺の昨年の被害は、県内で972件、21億159万円、このうち朝霞市では17件、3千516万円も発生していて、その約8割が65歳以上の方とのことです。特殊詐欺の被害に遭わないためには、犯人と会話をしないことが何よりも重要だと言われていて、この装置を使うと、着信時に会話が自動録音される旨の警告メッセージが流れ、その後の会話を録音するため、これを嫌う犯人には抑止効果があるとされています。この装置の利用により1件でも多く被害を防げれば良いなと思っています。詳しいことは長寿はつらつ課までお問い合わせください。
 では、また。

 朝霞市長 富岡 勝則