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市長コラム平成29年1月「輝く未来に向かって」

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事ID:0071624 更新日:2017年1月1日更新

平成29年1月「輝く未来に向かって」

 明けましておめでとうございます。
 皆様におかれましては、輝かしい初春を健やかにお迎えのことと謹んでお喜びを申し上げます。
 昨年は、リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックが開催され、朝霞駐屯地にある自衛隊体育学校所属の選手が見事メダルを獲得したり、博物館の累計入館者が100万人を達成したりするなどの嬉しいニュースがありましたが、何よりも嬉しかったことは、平成26年から行方不明だった当時中学生の女性が保護されたことでした。また、市の事業といたしましては、本市の今後10年間のまちづくりの指針である「第5次朝霞市総合計画」をスタートさせたほか、障害のある方の就労等を支援するための「朝霞市障害者ふれあいセンター」の開所や、日本手話を言語として定義した全国初の条例である「朝霞市日本手話言語条例」を施行することができました。これもひとえに市議会をはじめ、市民の皆様のご協力の賜物と心から感謝申し上げます。
 さて、このところの景気動向につきましては、雇用や所得環境の改善が続くなかで、緩やかな回復傾向にあるようですが、原油価格をはじめとする海外経済の不確実性や金融資本市場の変動などの影響も心配されており、本格的な回復にはまだまだ時間がかかるようでございます。また、昨年4月には、熊本県で最大震度7を記録する大きな地震があったほか、10月には鳥取県中部地震が発生し、多くの方が被災されました。本市では、昨年8月に日本列島を縦断した台風9号がもたらした大雨により、本市で初めての避難準備情報を発令するなど、いつどこで起こってもおかしくない自然災害の恐ろしさを改めて感じたところでございます。そのような中、市では昨年、地域防災計画の全面改訂を行い、減災目標を新たに設定するとともに、ゲリラ豪雨時等の緊急対応体制を確立したほか、地域防災アドバイザーを委嘱し、地域防災の担い手のネットワークづくりに着手するなど、大規模災害に対する危機管理体制の強化に取り組んでまいりました。今後も安心して暮らし続けていただけるよう各種施策に取り組んでまいります。
 さて、本年は朝霞市が昭和42年に市制を施行して以来、50年という記念すべき節目の年にあたります。5月には市制施行50周年記念式典を開催させていただくほか、利便性の向上を図るため、住民票等のコンビニエンスストアでの交付や、待機児童の解消を目指し、新たに4園の民設保育園を開設する予定でございます。
 どうぞ本年も、市政に対する変わらぬご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、皆様のご多幸を心からお祈り申し上げまして、新年のあいさつとさせていただきます。 

朝霞市長 富岡 勝則