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市長コラム平成28年6月「備(そなえる)」

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事ID:0049899 更新日:2016年6月1日更新

平成28年6月「備(そなえる)」

 皆さんこんにちは。
 4月から新生活を始めた新入生、新社会人の皆さんは、そろそろ新しい環境に慣れてきたころではないでしょうか。自分が思い描いていた状況とギャップを感じている方もいらっしゃるかと思いますが、まずは焦らず、頑張りすぎず、徐々に慣れていってもらいたいなと思います。
 さて、4月14日の午後9時26分ごろ、熊本県で最大震度7の大きな地震が発生しました。その後も九州全土で揺れが続き、16日には、最大震度7の本震が発生し、多くの家屋が倒壊したり、橋が崩落したりするなど、大きな被害が発生しました。連日テレビで報道される大変な状況を見ていて、被災した地域へ何か支援が出来ないかと考えていたところ、本市職員が研修で知り合い交流を続けていた熊本県合志(ごうし)市から、飲料水が不足しているというお話しがあり、埼玉県トラック協会朝霞支部のご協力をいただいて、4月19日に、「朝霞の雫(しずく)」1万本をお届けしました。同行した職員によると、現地に近づくにつれ、ブロック塀が倒れていたり、屋根にブルーシートを張っている家が目立つなど、地震の揺れがどれほど大きかったのかを肌で感じたとのことでした。このたびの熊本地震で亡くなられた方々に対し謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。皆さんの生活が一日も早く元に戻るよう心から願っています。
 ところで、これから梅雨に向かい、雨の多い季節がやってきます。一昨年の6月には、市内で1時間に100ミリを超える記録的集中豪雨があり、排水しきれなかった雨水によって家の床下や床上まで浸水するなどの被害が出ました。市では、このような浸水被害の軽減を図るため、平成25年度から、道路が冠水しやすい場所に排水ポンプや道路側溝を新たに設置したり、バイパス管を敷設したりするなどの緊急対策工事を進めてきましたが、何よりも道路脇の集水マスや側溝を塞いでいるごみなどを取り除くことが浸水被害の軽減につながりますので、皆さんにもぜひ清掃を行っていただきたいと思います。これからも安全・安心なまちを目指して、さまざまな事業に着実に取り組んでいきたいと思っています。
 では、また。

  朝霞市長 富岡 勝則