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市長コラム平成28年4月「始(はじまる)」

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事ID:0048346 更新日:2016年4月1日更新

平成28年4月「始(はじまる)」

 皆さんこんにちは。
 学校では新学期が始まり、多くの会社などで新しい年度となりました。市役所でも新年度がスタートしましたので、気持ちも新たにさまざまな計画や事業に積極的に取り組んでいきたいと思います。
 さて、今月1日、上内間木の以前あさか福祉作業所があった場所に「朝霞市障害者ふれあいセンター」がオープンしました。この施設は、あさか福祉作業所の老朽化に対応するとともに、特別支援学校の卒業生など、今後増加が見込まれる就労支援等の障害福祉サービスを利用する皆さんに、より一層充実した環境を提供するため、地元企業のご支援をいただきながら準備を進めていたものです。この施設では、自立生活に必要な職業訓練として、企業から請け負ったラベル貼りや箱の組み立て作業のほか、ヘアゴムをはじめとするアクセサリーなどの製作・販売を行います。また、施設にある工房では、パンを焼いて販売する予定です。併設しているカフェスペースで、焼きたてのパンをコーヒーなどの飲み物と一緒に召し上がっていただくこともできますので、憩いの場として是非訪れてみてください。
 また、今月から朝霞市日本手話言語条例を施行しました。この条例は、日本手話を言語として位置付けることによって、日頃から不便や不安を感じながら生活をしてきた聴覚に障害のある方々が、安心して暮らすことのできる地域となることを願い制定したものです。埼玉県内で初めての条例制定でしたが、他の自治体でも同様の動きがあり、とてもうれしく思っています。市では、日本手話への理解を深めていただくとともに、日本手話を使ったコミュニケーションが取れる方を一人でも多く増やしていきたいと思っています。これまでも、手話講習会を開催したり、障害のある方や手話についての講演会を開催するなどしてきましたが、今後は、手話講習会をより多く開催したり、講演会などに手話通訳者を積極的に派遣するほか、小学校や中学校、保育園などでも体験学習の機会を設けるなどしていきます。
 障害のある方をはじめとした誰もが安心して生活できる地域の実現に向けてこれからもさまざまな事業を展開していきたいと思っています。
 ではまた。
 
 朝霞市長 富岡 勝則