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熱中症に注意しましょう(8月1日更新)
熱中症にご注意ください!!
熱中症警戒アラートの発令はありません。(基準:埼玉県 暑さ指数が概ね(WBGT)33以上)※午前8時30分現在
環境省ホームページより、熱中症警戒アラートの情報を確認できます。
熱中症警戒アラートとは
環境省、気象庁が新たに提供する、熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境が予測される際に、暑さへの「気づき」を呼びかけ、国民の熱中症予防行動を効果的に促すための情報です。
発表は都県単位で、基準は暑さ指数(WBGT)が概ね33以上予測される場合です。
※従来の高温注意情報は、気温が概ね35℃以上予測される場合に発令されており、それに代わる情報です。
令和2年7月1日より、関東甲信地方1都8県(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、長野県)について、先行して実施され、その検証結果等を踏まえて、令和3年4月28日から全国で運用を始めています。
暑さ指数(WBGT)とは
暑さ指数(WBGT)とは人間の熱バランスに影響の大きい「気温」「湿度」「輻射熱※」の3つを取り入れた湿度の指標です。
※輻射熱とは、地面や建物、体から出る熱で、湿度が高い物からはたくさん出ます。
さらに詳しく知りたい方は・・・↓↓↓
現在の暑さ指数(WBGT)をチェック!
▼環境省熱中症予防情報サイト【さいたまの実況と予測(参考値)】
※暑さ指数とは・・・
熱中症の危険度を判断する数値です。単位は気温と同じ摂氏度(℃)ですが、値は気温とは異なります。暑さ指数(WBGT)が28を超えると、熱中症にかかりやすくなります。
現在の気温をチェック!
※その他、天気にまつまる内容は・・・
熊谷地方気象台ホームページより、気温や天気予報を確認できます。
熱中症とは・・・
気温や湿度が高い環境で、体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調整が正常に働かなくなり、体温が異常に上昇することによって引き起こされる病気です。誰でもなる可能性がある病気で、死に至ることもありますが、適切な予防法を知っていれば防ぐことが出来ます。
熱中症の症状
(軽度):めまい、立ちくらみ、こむら返り(筋肉痛)、手足がしびれる、汗がとまらない、気分が悪い、ボーっとする
(中等度):頭痛、吐き気、体がだるい(倦怠感)、虚脱感、意識が何となくおかしい
(重症):意識が無い、けいれん、体が熱い、呼びかけに対し返事がおかしい、まっすぐに歩けない
熱中症になりやすいのは・・・
<熱中症になりやすいとき>
(1)気温が高いとき(特に気温25度以上)
(2)湿度が高いとき(特に湿度80%以上)
(3)暑さ指数(WBGT)が高いとき
(4)日差しが強いとき
※地面からの照り返しも熱中症の危険を高めます。乳幼児は地面に近いため特に注意が必要です。
(5)風が弱いとき
<熱中症になりやすい人>
(1)高齢者:体温調節機能が低下しており、体に熱がこもりやすい。暑さやのどの渇きを感じにくく、身体のSOSに気づきにくい。
(2)乳幼児:体温調節機能が未発達のため、体に熱がこもりやすい。
(3)体調不良の人:疲労、寝不足、朝食抜きなど、その日の体調により危険度が高くなる。
(4)その他:運動不足の人、肥満の人、暑さに慣れてない人。
熱中症を防ぐには・・・
基本は「水分補給」と「暑さを避ける」ことです!!
(1)こまめな水分補給。
室内でも忘れずに水分補給をしましょう。アルコールは水分補給になりません。
(2)日差しを避ける。休憩をこまめにとる。
外出時は、日かげを歩き、帽子や日傘を利用しましょう。
屋外で活動する時は、風通しの良い場所を選び、休憩をこまめに取りましょう。
※車の中は、わずかな時間でも熱中症の危険が高くなります。
(3)涼しい服装。保冷グッズ。
通気性や吸湿性の良い服を選んだり、保冷グッズを上手に利用しましょう。
(4)快適な室温を保つ。
無理をせず、エアコン(目安28℃)や扇風機をつけましょう。カーテンやすだれも上手に活用しましょう。
(5)暑さに備えた体づくり。
バランスのよい食事と、十分な睡眠と休養、適度な運動が大切です。
新型コロナウイルス出現に伴う熱中症予防行動のポイント
新型コロナウイルスの出現に伴い、感染防止の3つの基本である身体的距離の確保、マスクの着用、手洗いや、「3密(密集、密接、密閉)」を避ける等の「新しい生活様式」が求められています。このような「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイントは以下のとおりです。
(1)屋外でのマスク着脱
夏期の気温・湿度が高い中でマスクを着用すると、熱中症のリスクが高くなるおそれがあります。このため、屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合には、熱中症のリスクを考慮し、マスクをはずすようにしましょう。
(2)マスク着用時の作業・運動・水分補給・休憩
マスクを着用している場合には、強い負荷の作業や運動は避け、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給を心掛けるようにしましょう。また、周囲の人との距離を十分にとれる場所で、適宜、マスクをはずして休憩することも必要です。
(3)換気中のエアコン利用
新型コロナウイルス感染症を予防するためには、冷房時でも換気扇や窓開放によって換気を確保する必要があります。この場合、室内温度が高くなるので、熱中症予防のためにエアコンの温度設定をこまめに調整しましょう。
(4)日頃からの健康管理
日頃の体温測定、健康チェックは、新型コロナウイルス感染症だけでなく、熱中症を予防する上でも有効です。体調が悪いと感じた時は、無理せず自宅で静養することにしましょう。
(5)3密を避けての声掛け
3密(密集、密接、密閉)を避けつつも、熱中症になりやすい高齢者、子ども、障がい者への目配り、声掛けをするようにしましょう。
「クールオアシス」を活用しよう!
市では、熱中症対策の一環として、外出時における一時休息所、高温時の緊急避難所、熱中症に関する情報発信拠点として、市内各公共施設等を「クールオアシス」に指定します。詳細は「クールオアシス実施しています!」をご覧ください。
熱中症になってしまったら・・・
熱中症注意ポイント・フローチャート [PDFファイル/2.57MB]
熱中症情報
埼玉県ホームページ「熱中症を予防しましょう」 ・・・熱中症に関する埼玉県の取り組み等を照会しています。
気象庁情報 ・・・気象や熱中症警戒アラートなどの情報をホームページに掲載しています。
熱中症予防声かけプロジェクト ・・・官民が共同で、熱中症予防を呼びかけていく国民運動です。熱中症の知識だけでなく、熱中症を予防するひと工夫等が紹介されています。
厚生労働省ホームページ「熱中症予防のための情報・資料サイト」 …熱中症予防を広く国民に呼びかけることを目的として、多言語によるリーフレット、障害のある方の熱中症予防のポイントをまとめたリーフレットの他、災害時の熱中症予防リーフレット等を掲載しています。