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市長コラム平成27年1月 「安全安心なまちづくりを目指して」

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事ID:0034467 更新日:2015年1月1日更新

平成27年1月「安全安心なまちづくりを目指して」

 明けましておめでとうございます。
 皆様におかれましては、健やかに初春をお迎えのことと、心からお喜び申し上げます。
 昨年中は、本市の誇れる文化、景観、行事および特産品をPRするため、「本田美奈子.モニュメント」、「黒目川」、「彩夏祭」、「朝霞アートマルシェ」、「ニンジン」の5つをシティ・セールス朝霞ブランドに認定したのをはじめ、大雨時の建物内への浸水を防止するための止水板設置費補助金制度の創設のほか、新たに保育園の2園開園や中央公園陸上競技場の改修工事など、各種事業を順調に実施することができました。これもひとえに市議会をはじめ、市民の皆様のご理解とご協力の賜物と心から感謝申し上げます。
 さて、近年、我が国を取り巻く経済情勢は、アベノミクスと呼ばれる経済財政政策によって回復傾向にあるとはいうものの、昨年4月からの消費税率の引き上げやそれに伴う個人消費の停滞、実施時期が先送りされたものの消費税率が再び引き上げられる予定であるなど、いまだに不確定な要素が多く、本格的な回復とはいえない状況でございます。また、近年は不安定な天候も多く、昨年6月には、本市でも1時間当たりの降雨量が103ミリを記録し、埼玉県記録的短時間大雨情報が発表されるなど、その対応に苦慮しているところでございます。そのような中、歳出を伴う行政需要が拡大を続けるなど、依然として厳しい状況ではありますが、将来ビジョンを見据えながら、限られた財源を有効かつ効率的に運用し、健全な行財政運営に全力で取り組んでまいります。
 ここで本年予定している主な事業を申し上げますと、安全安心なまちづくりのため、第3次朝霞市防犯推進計画の策定、近年頻発する集中豪雨等による浸水被害を軽減するため、溝沼2丁目地内等における雨水排水の緊急改善対策工事の実施のほか、障害のある方の総合的な支援を進めるため、内間木地区に障害者多機能型施設の設置、老朽化が進む内間木公民館を改修し、エレベーターを設置する工事の実施など、各種施策を計画的に実施してまいりたいと考えております。
 本年も、市民の皆様が暮らしてよかったと思っていただけるような、安全安心なまちとなりますよう、諸施策を積極的に推進してまいります。どうぞ、本年も市政に対する変わらぬご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、本年が皆様にとりまして実り多い年となりますよう、心から祈念いたしまして、新年のあいさつとさせていただきます。

朝霞市長 富岡 勝則