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市長コラム平成25年7月「守(まもる)」

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事ID:0016397 更新日:2013年7月1日更新

平成25年7月「守(まもる)」

 皆さんこんにちは。
 朝霞の夏を彩る「彩夏祭」が今年もいよいよ近づいてきました。今年の「彩夏祭」は、市民まつりが昭和59年にはじまってから30回目、お祭りによさこい鳴子踊りを取り入れてから20回目という節目の年で、鳴子踊りの本場、高知よさこい祭りと札幌YOSAKOI(よさこい)ソーラン祭りの昨年の大賞受賞チームを招待して演舞を披露してもらうなど、より一層皆さんに楽しんでいただけるような企画を考えていますので楽しみにしていてくださいね。
 ところで、今年に入り風疹にかかる人が、特に首都圏などの都市部を中心に全国で急増しています。国立感染症研究所によると、過去5年間で最多だった昨年1年間とくらべても約4倍の1万人に迫る勢いで、特に成人の方が多くかかっています。風疹は、風疹にかかった人のせきやくしゃみで風疹ウィルスに感染し、2、3週間の潜伏期間を経て、熱と赤い発疹が体に出るとともに、首や耳の後ろのリンパ節が腫れる病気です。成人がかかった場合、重症化することはほとんどないようですが、妊娠初期の女性が感染すると、生まれてきた赤ちゃんに、難聴や白内障、心疾患などの「先天性風疹症候群」を発症する恐れがあるということで大変心配しています。
 感染の拡大が続いている風疹ですが、風疹ワクチンを接種することが、感染を防ぐ最も効果的な手段だということで、市では、生まれてくる赤ちゃんを守るために、妊娠を予定または希望している19歳から50歳未満の女性と妊娠している女性の19歳以上の配偶者に「風疹単独ワクチン」または「麻しん風疹混合ワクチン」の接種費用の一部3,000円を助成することにしました。すでに妊娠している方は予防接種を受けられませんが、同居している方が受けて風疹をうつさないようにすることが大切です。医療機関で接種費用を全額お支払いいただいた後に、市へ申請していただかなければなりませんが、接種する医療機関は、市内、市外のどちらでも大丈夫ですので、是非ご活用いただきたいと思います。
 風疹の流行のピークは、春から夏にかけてなので、まだまだ注意が必要です。早めにワクチンを接種して、元気な赤ちゃんを安心して出産していただきたいと思っています。
 では、また。 

                                                         朝霞市長 富岡 勝則