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平成24年6月「誕(うまれる)」

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事ID:0007091 更新日:2012年6月1日更新

平成24年6月「誕(うまれる)」

 皆さんこんにちは。
 清々しかった初夏から、今年もじめじめとうっとうしい梅雨の時期が近づいてきました。梅雨になると朝晩の寒暖の差が大きくなり、どんよりとした日が続くため、体調を崩しやすくなりますので、皆さんも健康管理には十分気を付けてください。
 さて、4月下旬に新潟県佐渡市で放鳥された国の特別天然記念物のトキにひなが誕生したというニュースが日本中を駆け巡りました。日本の自然界では36年ぶりということで、これまで長年にわたりトキの復活にご努力されてきた地元や関係者の方々はひと安心したものと思います。私も約4年前からはじまった自然界への放鳥の行方を毎年注目していましたが、せっかくペアができて抱卵しても、カラスに卵を奪われたり、天敵のテンに襲われたりするなど、自然の厳しさが立ちはだかり、やきもきしていました。
 今回、親鳥から餌をもらうひなの様子や巣の中で寄り添う姿を映像として見ることができ、なんともほほ笑ましく感じました。ひなが無事に巣立つまでには、多くの困難が待ち受けているかもしれませんが、順調に成長して大空にはばたく日を楽しみにしています。
 ところで、朝霞市でも誕生の出来事がありました。それは、朝霞第五小学校の改築工事が三年七か月の工期を経て全面的に完了したことです。新校舎棟や新体育館・プール棟はすでに完成し、使用していましたが、工事の工程により最後となっていた校庭と外溝の工事が4月下旬に終えたことにより、全面的に完成となりました。
 私も、工事終了の報告を受け、すぐに視察に行ったところ、今までよりも広くなった校庭の中で、体育の授業を受けている子どもたちの伸び伸びとした姿を見ることができ、大変うれしく思いました。子どもたちにとっては、自分たちの校庭を使えるのは約4年ぶりになる子や入学してから初めての子などがいて、首を長くして完成を待っていたことと思います。
 リニューアルされた朝霞第五小学校は、ユニバーサルデザインを取り入れ、落ち着いた学習環境をもった暖かみのある学校を目指したもので、子どもたちが立派に成長することを願って建てたものです。これからは、たくさんの友達と充実した学校生活を送ってほしいと思います。ではまた。

朝霞市長 富岡 勝則