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市長コラム平成21年8月 「案(あんずる)」

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事ID:0001547 更新日:2009年8月1日更新

平成21年8月 「案(あんずる)」

 皆さんこんにちは。
 暑い日が続いていますが、お体は大丈夫でしょうか。この暑さを乗り切るためには、夏バテしない体力をつけることが必要だと思います。そのためにも、冷房や冷たい物を少し控え、寝不足にならないよう注意するなど、食生活も含め、規則正しい生活を心がけることが大切だと思います。
 さて、今年の6月に、道路交通法の一部改正が行われました。飲酒運転などに対する罰則の強化や、75歳以上の方で免許を更新する場合には、「講習予備検査」を受け、その検査結果に基づいた「高齢者講習会」を受けなければなりません。ここ数年、高齢者の方々の交通事故件数が非常に増えています。朝霞市も例外ではなく、既に昨年と同じ2名の方が亡くなられましたが、ともに高齢者の方でした。たいへん残念な気持ちでいっぱいです。
 特に、高齢者の方は、運転する場合など、一般的に視野が狭くなり、判断能力も鈍くなるといわれています。そこで、事故を未然に防ぐ試みとして、1998年に高齢者の運転免許証返納制度が導入されました。でも、制度の利用者が増えないようで、ひとつには、免許証が身分証明がわりになるので、なかなか進まないのかもしれません。
 市では、この制度が進むよう70歳以上の方が、警察署に免許証を返納し、証明書を持参すると、身分証明書にもなる住民基本台帳カードを無料で発行しています。運転しなくなった、運転に自信がなくなった方など、ぜひご利用ください。
 また、朝霞警察署管内(朝霞市・志木市・和光市)の事故発生状況ですが、6月30日現在、2,186件で昨年と比較して、179件減っています。しかし、残念なことに人身事故で既に昨年を上回る4名の方の命が奪われました。私も、先月、事故現場を視察しましたが、このような場所で死亡事故が起ることなど考えてもいませんでした。二度とこのような悲しい事故が起きないよう安全対策の強化を図っていきます。いずれにしても、事故に遭わない、起こさないためにも、一人ひとりが交通安全の意識と人にやさしい運転マナーを心がけることが大切であると思います。皆さん、安全運転お願いします。
 ではまた。

朝霞市長 富岡 勝則