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市長コラム平成19年8月 「探(さがす)」

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事ID:0001523 更新日:2007年8月1日更新

平成19年8月 「探(さがす)」

 皆さんこんにちは。
 彩夏祭の季節、8月となりました。太陽がギラギラと照りつけるこの時期は、食欲が落ちたり、夜、なかなか寝つけなかったりして体力を奪われがちになります。幸いなことに、今はクーラーがあり、酷暑の昼間も寝苦しい夜も快適に過ごすことができますが、度を越してしまうとかえって体調を崩すことになりかねません。昔は、庭先に水をまいたり、軒下に風鈴を下げるなどのくふうをして涼を求めていましたが、地球温暖化がいわれている現代の暑さは、水まき等では間に合わないほど強烈になっているように感じます。そうかといってクーラーをふんだんに使ってしまうと、地球環境が悪化し、さらに温暖化が進むという悪循環になります。とりあえず、私個人としてできることといえば、規則正しい生活と適度な運動で暑さに負けない強い体をつくり、昔から伝わる涼を得るための知恵をフル活用して、少しでも環境にやさしい生活を心がけたいと思います。
 話は変わりますが、先ごろ、北海道で牛肉偽装事件が起こり、社会に大きな混乱をもたらしました。このような事件が引きも切らずに起こることは、大変残念なことですが、どの事件にも共通していることは、法令順守の意識もさることながら、利益を追求するあまり、本来であれば、一番大切にしなければならない消費者を無視しているということです。こうした事件などを受けて、最近のスーパーなどでは、値札の横に生産者の顔写真や生産記録などを表示し、消費者に安心感を与えるくふうをしていますが、購入に際して、相手の顔が見えるといったことは、食の安全を確保するうえで重要なことであると感じました。そうこう考えていると、昔ながらの対面式でお店の人とやり取りをしながら、時には調理法を教えてもらうなどして買う方法が食の安全を確保する手段としてはかなり有効なのではないか、と、私お気に入りの市内のあるお肉屋さんのコロッケをほおばりながら考えた次第です。
 まだまだ暑い日が続くと思いますが、みなさんも体力増進を兼ねて、市内の隠れた名店を探してみてはいかがでしょうか。
 それではまた。

朝霞市長 富岡 勝則