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市長コラム平成19年6月 「記(しるす)」

平成19年6月 「記(しるす)」

 皆さんこんにちは。
 早くも6月、1年の折り返しの時期です。6月といえば梅雨。暦の上では、立春から数えて135日目が入梅(にゅうばい)です。早朝のランニングを日課とする私にとっては、雨天時は休止を余儀なくされストレスのたまる時期といえます。だからといって、空梅雨では、農作物に被害が出たり、夏場の渇水を招いたりと、より大きなストレスを生じかねません。ここは、天の恵みに感謝し、梅雨をそれなりに楽しみたいと思っています。
 さて、市では、7月末完成予定の南口駅前広場に、朝霞で育ったアーティストの本田美奈子.さんのモニュメントを設置する準備を進めています。
 本田美奈子.さんは、平成17年11月に急性骨髄性白血病により38歳の若さでお亡くなりになりました。彼女は、朝霞を一番大切な場所と語り、時間がかかるのもいとわず、家族といっしょに暮らす朝霞から仕事場へ通っていました。また、朝霞警察署の一日署長など地域活動にもご協力をいただき、平成14年には朝霞市民会館を利用してコンサートも開催しています。そして、悲しいことではありますが、葬儀が朝霞市斎場で執り行われ、大好きな朝霞の地から天国へと旅立たれました。
 彼女は、発病後多くの人々から激励を受ける中で、改めて生きることの素晴らしさに気付き、「白血病や難病に苦しむ人たちの力になりたい」と考え、多くの人を励ますために病魔と闘いながらも懸命に生きようとしました。この思いは、現在も LIVE FOR LIFE(リブフォーライフ) 活動として受け継がれています。さらに、彼女の生前の映像を使用して制作されたテレビや新聞広告などの影響もあり、骨髄バンクの年間ドナー登録者数が2倍近く増加したそうです。そんな彼女の真摯な生き方、人間性は多くの人に勇気と感動を与えており、市に対し記念碑設置などを望むファンの声が全国から寄せられています。また、商業活性化の観点からシンボル的なモニュメントの設置を求める朝霞市商工会の強い要望もあり、設置を決定しました。
 私は、このモニュメントを通じ、朝霞出身のアーティスト本田美奈子.さんの優しい気持ちや朝霞への思いが後世まで伝わるよう願っています。
 ではまた。

朝霞市長 富岡 勝則