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市長コラム平成19年2月 「酒(おさけ)」

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事ID:0001529 更新日:2007年2月1日更新

平成19年2月 「酒(おさけ)」

 皆さんこんにちは。朝霞市長の富岡です。
 今年の三が日は、天候に恵まれ、例年以上に暖かく穏やかな日が続きました。私も久々にのんびりとした気分で近所の神社にお参りに出かけましたが、ひっそりとした街並みには、お正月らしい光景があまり見当たらず、着物姿の人が通りすがり、羽子板や独楽(こま)回しで遊ぶ子どもたちの声でにぎわった昔が、なんとなく懐かしく思われました。
 さて、1月は、自治会などたくさんの団体から、賀詞交歓会や新年会に招かれる機会が多く、普段なかなかお会いできない皆さんといろいろな話をさせていただける良い機会となっています。当然のことながら、お酒を勧められることも多くあります。私自身、お酒は嫌いではないのですが、量はそれほど飲める方ではないので、1日に何か所も掛け持ちするようなときは、コントロールがたいへんです。
 お酒と上手につきあうためには、自分の適量を知る、もちろん一気飲みは厳禁、食べながら飲む、週に2回はお酒を飲まない休肝日をつくる、そしてなによりも明るく楽しく飲むことが大切です。しかし、そんなことは重々わかっていても、飲み始めるとついつい飲み過ぎてしまうという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 元来日本人は、欧米人と比べて、アルコールの分解力が弱いとされています。分解力が弱いと、少量のお酒でも長時間体中に残り、本人は大丈夫と思っていても、とっさのときの判断が遅れるようです。飲酒運転も、その大部分が、車を運転する人の安易な考えから事故を起こし、尊い人命を奪うという悲惨な結果を招いているのです。もっとも、飲酒運転に限らず、事故を減らすためには、ドライバーひとりひとりのモラルによるところが大きいことは、申し上げるまでもありません。交通ルールを守り、ぜひ、“悲しむ人を作らない、後悔する人にならない”ようにお願いいたします。
 今年は、亥(いのしし)年、皆さんの夢に向かって猪突猛進していただきたいと思います。でも、前に進むばかりでなく、たまには振り返る余裕も欲しいものですね。
 ではまた。

朝霞市長 富岡 勝則