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市長コラム平成18年9月 「育(そだてる)」

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 記事ID:0001510 更新日:2006年9月1日更新

平成18年9月 「育(そだてる)」

 皆さんこんにちは。朝霞市長の富岡です。
 今年も朝霞市民まつり「彩夏祭」が朝霞・北朝霞の両会場で行われ、炎天下、正に3日間の熱いドラマが繰り広げられました。いつもながらに思うことですが、踊り手の皆さんは、仕事や学業で忙しい合間を縫って厳しい練習を行いながらこの祭りに臨んでいるものの、笑顔で踊る姿には苦労の跡がみじんも感じられません。そればかりか、1回でも多く踊りたいという声を聞くことが多く、本当に祭りを楽しんでいるんだなと感じ、私もうれしくなります。
 最近では、オリジナルの曲や振り付けを取り入れるチームが増えるなど、各チームのレベルは年々上がっています。今回は特に、中学生チームとして初めて朝霞第三中学校が参加し、若さあふれる踊りを披露しましたが、このように新しい力が生まれ育つことで、さらにレベルアップが図られるものと思います。
 また、運営面では、市外からの参加チームにも対応するため「よさこい関東大会グランドステージ」を開催しました。このグランドステージには、地元チームのほか、日高市、小川町、さらには東京都や千葉県などのチームが参加し、大いに盛り上がりました。これからも多くの地域のチームが参加することで、関八州の名にふさわしいイベントに成長するものと期待しています。
 ところで、私ごとですが、夏の休暇を利用して本場高知の「よさこい祭り」を見学してきました。この祭りは、毎年8月9日から12日までの4日間行われており、今年は187団体、約1万9千人の踊り子が参加し、演舞が繰り広げられたとのことです。15か所ある会場の一部を見ただけですが、そのスケールの大きさに驚かされ、踊りの質の高さに魅了されたというのが実感です。
 本場の祭りに触れ、「彩夏祭」のまだ足りないところや伸ばしていくべきところが多少なりとも見えたような気がします。今後も、市民まつり実行委員会の皆さんとも議論しながら、この祭りがより多くの皆さんの心に残り、自分のふるさとの祭りとして感じていただけるものに育てていきたいと心を新たにしました。
 ではまた。

朝霞市長 富岡 勝則